ミニの短所、悪名高きステディロッドです。
このロッドでエンジンの揺れを止めているのですが、上側は１本しかない為にゴムブッシュの痛みが早いです。
各写真ごとに解説していきます。

まずはステディロッドの位置から。 左の写真の赤丸の中にあります。 現行のミニ（写真はキャブクーパー）では、色々な装備が付いていてまともにロッドすら見えません。 赤丸の下にあるのですが・・・。

上から覗いたところ。 ちょっとだけロッドが見えてます。 赤丸の中の縦にある銀色の棒がそうです。

今度は左斜め前から覗いたところです。 なんとかロッドが見えますね。 現行車は手が入らず、ゴムブッシュの交換も一苦労なんです。 ロッドにたどり着く前に色々外さないといけないですから。

そして、これがＯＬＤタイプの車です。 ロッドの傍には見事に何もありません。 これならすぐに外す事が出来ます。 ちなみに前後の膨らんでる部分にゴムブッシュが入ってます。 手前側（黄色いステーで付いている方）は、エンジンに付いてますので、熱でゴムがやられて劣化が早いんです。

点検方法は簡単です。 写真のようにヘッドカバーを掴んで力一杯揺するだけ。 遠慮して揺すってみても解らないんです。 思いっきり揺すって見ましょう。 ブッシュがしっかりしているうちは、車体ごと動くはず。 ブッシュが傷むと、エンジンだけが揺れてきます。