ミニ屋の走り系イベントでは恒例となっているサーキット走行会。 2004年第1弾は、6月3日(木)に行われました。 それでは、当日の模様を紹介します。

当日の参加台数はスタッフまで入れて22台。 平日だというのに、皆さん休みを取っての参加です。 この日の為に車をイジって来た人、オーバーホール中の為に参加出来なかった人、色々な思いを込めての走行会です。 まず、朝は東北道の佐野SAに6:00集合です。 寝坊した人、佐野SAを勢い余って通過してしまった人などいましたが、無事出発です。

 



心配された天気も、当日はご覧のような快晴。 暑くなりそうな予感です。 4〜5台で隊列を整え、一路那須サーキットを目指します。

 



8:00過ぎ、いよいよ那須サーキットに到着です。 この台数だと2台で1ピット使えるので楽。 各自、車の準備をし、ドライバーズ・ミーティングを行います。

 



9:00になり、いよいよ走行スタート! まずは、那須サーキットを走った事のある経験者組みから。 経験者組みは、慣れた感じでタイムを刻んでいきます。 経験者組みが15分走行後チームを入れ替え、初心者組みのスタート。 こちらは2台のペースカーを入れ、コースに慣れてもらいます。

 

 



ここで参加メンバーの紹介を。 まずは、ノーマル組みから。 ノーマルと言っても、Hi−Lo&ショックは装備されていますが、タイヤも145サイズの特別グリップが良い物ではありません。 1000cc、そして1300ccのマシン達です。 グリップ力の低いタイヤでも、精一杯走り、そして楽しんでいます。 サーキットを走るれのはチューニング・カーだけではありません。 しっかり整備していればノーマル・ミニでも楽しめます。 細いタイヤでスキール音を鳴らしながら走る姿は、ある意味カッコ良かった?です。
 
まずは、1000ccに乗るKさん。 一番気合も入っています。 年季の入ったイブシ銀の走りです。 Nさんは、今回寝坊して現地集合。 サーキット走行会で現地集合は初めてです。 何度もスピンしながら果敢に攻めて行きます。
1000cc対決は、前がジョン・クーパーに乗るMさん。 良い音を出しています。 後ろから追いかけるのがHLに乗るGさん。 4輪ドラムブレーキを感じさせない走りです。 こちらは1300cc対決。 前は最終型にのるMさん。 後ろはキャブ・クーパーのUさん。 2人とも今回が初参加。 さぁ、軍配はどちらに?
キャブ・クーパーに乗るTさんは友人のHさんと2人で参加。 2人合わせて107周と走りこんで?いました。 次回は足回りのチューニング? 先頭は今回が2回目のSさん、その後ろも2回目となるMさん。 キャブ・クーパー同士の対決です。 2回目となると余裕も出来、中々の踏みっぷりです。



続いては、足回りは決まってます?シリーズ。 エンジンは殆どイジっていないが、ネガキャンやハイグリップ・タイヤを履いたミニに乗る人達です。 足回りを決めるだけで、ミニは本当に別な車の様に走る事が可能。 全開で踏んでいける一番楽しい仕様かも知れません。
 
1300INJに乗るHさんは元ラリースト。 前半は控えめな走りだったのですが、午後はリアを流しっぱなし。 本人曰く「流さないとコワイ」との事でした。 参加者唯一の女の子Nさん。 那須は2回目の参加です。 女の子だって負けてません。
那須では「オホ対決」と言われるHさん。 本日の遠征賞です。 今回唯一の左ハンドルです。 こちらも那須ではお馴染みのOさん。 Hさんとの対決は如何に?



最後は、エンジンまで手の入ったチューニング・カーに乗る懲りない面々? ここでチューニング・カーの本領を発揮しないでどうする?といった感じでしょうか。 それぞれ全開ドライブです。
 
マーコスに乗るIさんは、前回はサールンで参加。 マーコスでは初サーキットです。 究極のハンドリング・マシーン?と言われるマーコスのタイムは如何に? 今回が初参加のTさん。 最近、チューニング・ヘッドをオーバーホールし、マシンの調子は絶好調。 次は足回りをもう少し煮詰めたいところ。
もう常連のSさん。 相変わらず見事な走りでトップタイムを獲得です。 こちらも常連のKさん。 タコメーターの表示疑惑が勃発。 実は全然回していなかった?
「オホ」の中で、唯一エンジン・チューンを行ったOさん。 マシンに慣れず、思ったタイムが出なかったようです。 スタッフ野口も那須はまだ3回目。 まだまだ踏みが足りません。
スタッフ津久井、塩原、塚越。 同乗走行の1コマ。



ここで1台トラブル。 今回の那須を一番楽しみにしていたKさんのマシンがスピンアウトした後からオイル漏れ。 その漏れの量に走行不能となってしまいました。 どうやら燃料ポンプからオイルを吹いているようです。 Kさんは残念ながらリタイア。 とても悔しそうでした。 



その後、大きなトラブルもなく順調に周回を重ねて行きます。 気温はどんどん上がり、車にも人にもキビシイ状態になってきましたが、1日あるとさすがにユックリ出来、休み休み走っていても十分に遊べます。

 

 



午前中もラストとなり、ちょっとした企画を行ってみました。 スタッフ3人のミニの助手席に乗ってもらい、「チューニングカーを体験して貰おう」というもの。 希望者の人数も多く(15人)、午前と午後の2回に分けて行う事にしました。 まずは、午前の9人から。 普段、乗っているミニと違いが解りましたか?



ここで午前中の走行が終了。 12:00からお昼休みです。 皆で食事をし、午後の走行に備えます。 午後1番にはタイムアタックを予定しており、その詳細を発表。 はたしてどうなる?