津久井の「いや〜な予感」が見事的中。 ここでセーフティカーが入りました。 全車セーフティカーの後ろで隊列を整えながら周回。 まるで、渋滞のサーキットを走っているようです。 後ろの車はマシンを左右に振りながら、まるでF1ばりの走行。 「そこまでするタイヤかなぁ」と思いながら走行していると、どうやら前方が詰まっている様子。 前のシビックが気付くのが遅れ、かなり急停車。 津久井は、まぁまぁ車間を取っていたので、余裕で停止。 すると後ろから、耳を疑うようなスキール音が。 後ろの車(国産です)が津久井の横を走りぬけ、そのままダートに。 まさかと思うような出来事に唖然。 多分、余所見していたのか、前が止まっている事に気付かなかったのでしょう。 危うくオカマでも彫られてリタイヤなんてならなくて良かった。



その頃、ピット内でモニターを見つめる面々。 セーフティカーが何時まで続くのか、どのタイミングで最後のピットインを行うか、チーム監督である上島も真剣な眼差し。 



セーフティカーが入り4週目、「このまま、ドライバーチェンジなんて・・」と寂しくなってきた頃ダウンヒルの辺りでグリーン・フラッグ(セーフティカー解除)表示! 「ようし、ここままストレートでコントロール・タワーを抜けたら全開だ!」と思っていたら、ダウンヒルの途中からガンガン後ろの車が抜きに来る。 その先は右の直角コーナー。 「お前ら、ルールを理解しりよ!」と怒鳴りつつ、前を抜かさないように我慢。(ルールでは、コントロール・タワーを越えるまで追い越し禁止) 照明の消えた中、100台以上のマシンが一斉に直角コーナーへ入るのですから、怖いの何の。 前も、右も、左も、そして後ろも、ギッチリ詰まった状態で直角コーナーへ。 少しでも切り損なったら、絶対に当たる距離。 今までサーキット走った中で一番恐ろしかった。 先へ行きたい気持ちはわかるけど、ルールは守ろうよみんな。 後で、「ビデオにて追い越しした車輌はペナルティにした」と聞きましたが、あれだけの台数が果たして解ったのかは不明。 とりあえず無事で良かった。 その後、2周でまたまたセーフティカー。 ついてません。 2周で解除後、更に2周してピットイン。 14周/43分にて何とかラスト・ドライバーである椎名に繋げました。 「もう、夜はイヤだ・・」



レースも残り50分。 昨年もラストで夜間を走っている椎名はこの余裕。 コース、マシンの状況を伝え、椎名をコースへ送り出します。 この時点で判明したのが、どうやら先日の雷で、照明機器がやられてしまったとの事。 だから暗かったのか。 でも、明るくても、もうイイや。



ラストを締めくくる椎名の走りを見つめるメンバー。 コースイン直後に2分56秒を出すが、その後はクリアが取れず3分5秒前後のラップが続く。 椎名がコースインし6週目に200ラップに突入。 さぁ、ドコまで追い上げる事が出来るか?



慎重に、そして淡々とラップを重ねる椎名。 201、202とラップを伸ばしていくが時間もドンドン少なくなっていく。 この頃は、スタッフ、ドライバー全員がサインエリアに。 椎名の走りをジッと見守ります。



205ラップが終了した時点で、コントロールタワーにチェッカーフラッグが。 トップの車輌が今、ゴールです。 このまま、椎名がホームストレートまで戻ってきて、無事にコントロールラインを通過すれば12時間完走!! 見守るみなの前を椎名が走り去り、無事チェッカー。 今、永き熱い戦いにピリオドが打たれました。



ピットでゴールしてきた椎名をお出迎え。 12時間を走りきったレーシングカーも労ってあげます。 ホント、ミニって丈夫ですよね。 途中、アクセルワイヤーのトラブルはありましたが、2003年、2005年の12時間耐久を走っている訳ですから、24時間以上エンジン全開でトラブルが出ないのですから。



無事、12時間を走り終えた喜びを身体で表現? 皆で記念撮影です。 



楽しかった宴?も終わり、残すは表彰式。 これが、1台ずつ発表するので長いんですよね。 ついに「クラブ フラジル」の順位が発表、椎名がトロフィーを受け取りに。 参加総台数125台中47位。 47位と聞くと、「え〜、遅いんじゃないの?」と思われる方も居ると思いますが、ポルシェ、BMW、RX−7やS2000などの車を相手に1300ノーマル・エンジンで戦っての結果は立派ではないでしょうか。 また、125台の中でミニの参加台数52台中11位。(クラス8位) 2003年に続き後一歩で大きなトロフィーがもらえませんでした。 しかし、12時間(前の日の準備からいれると24時間以上)皆で1つの目標に向かって全力で遊んだ気持ちは最高です。 仲間達はもちろん、12時間戦い抜いたミニ、そして応援、協力してくれた方々に感謝。



こうして無事に幕を閉じた12時間耐久レース。 大きなトラブルも無く、無事に走りきってしまう丈夫さはもちろん、ポルシェや国産スポーツカーをコーナーで刺せる操縦性など、本当にミニって素晴らしい車ですよね。 皆さんも機会があればモータースポーツに触れて見ませんか? 楽しいですヨ!