2007年9月6日〜12日  イギリスの旅

2007年9月6日(木)から、部品の仕入れなどで昨年に続きイギリスへ行ってきました。 日程的にもギリギリで、忙しい旅になってしまいましたが紹介したいと思います。 リアルタイムでも紹介していたのですが、こちらも楽しみながら見てください。 それでは、詳細を。

9月6日(木)台風の接近する中、成田空港からイギリスはロンドンのヒースロー空港まで11時間半の空の旅。 何がツライって、狭い飛行機の中で11時間半も座ってなくてはならないのがツライですね。 日本を13:30に飛び立った飛行機は、現地時間で同じく6日の17:30頃ヒースローに到着。 長い入国審査(ヒースローはヨーロッパの玄関口の為、入国審査がキビしいです)を終え、やっとイギリス国内へ入国です。 左はその直後の写真。 レンタカーを手配し、レンタカーの受け取りに外へ出た頃には、あたりは暗くなり始めていました。 ここから約2時間半くらいかな、高速を走りサザンプトンという街(タイタニック号が出航した街ですね)を目指します。 丘陵地帯の牧草地の中、ひたすら高速を走り21:00やっとホテルに到着。 夕飯を食べに出て、そのあと直ぐに寝ちゃいました。 さぁ、翌日からが本始動です。


翌日7日(金)は、ビューリー・オートジャンブルへ。 ホテルから20分ほど移動した所で行なわれる、ヨーロッパ最大とも言われるフリーマケットです。 その規模もさることながら、それが個人の敷地(お城です)で行なわれているというのにもビックリですね。 お金持ちとかいうレベルではないでしょう。 会場を目指す車の中から標識をパチリ。 制限速度の標識ですが、30km/hじゃないですよ、イギリスはマイル表示なので30マイル/h(約48km/h)です。 間違えないように。 会場が近くなるにつれ、早々と渋滞が始まりました。


この車、何だか解りますか? オースチンのジプシーという車輌なのですが、ヤレ具合というか風合いが最高でした。 コケも生えていましたし。 お爺さんとドーベルマン?が乗っていて、また絵になってるんですよね。 「こういう車でミニを牽引してたらカッコいいよね。」という話しで盛り上がっていました。


さて、8:00ころゲートオープンし、会場入りしました。 この日は招待客といいいますか、一般の方は入れない日なので、若干お店の数も少ないですね。 みなさん、準備の真っ最中。 それでも数多くのテントや店が立ち並び、どこから見ていこうか悩んでしまいます。 店は全部でどれくらいあるのかな・・。 2000店舗くらいという話しを聞いた事もあるし、とにかく歩いても歩いても見きれない位の店が出ています。 朝から晩まで歩き回りパーツ探しで初日は終了。 写真を撮る間もなく、殆ど飲み食いもせずに探し回っておりました。 この辺の話しは、2日目の部分で詳しく。


ホテルのロビーと、夜に外で撮ったもの。 昨年と同じホテルなんですが、とても雰囲気のある良いホテルでした。 今晩寝たら、明日は移動して違うホテルとなります。 歩き回った疲れと、時差で23:00頃にはダウン。 明日に備えてオヤスミナサイ。


8日(土)も朝6:00起床。 荷物をまとめ、朝食を軽く済ませ、ホテルをチェックアウト。 ビューリーの会場を目指し移動するのですが、写真のように何もないところを走り抜けていきます。 この辺りは、なだらかな丘陵地帯で、延々牧草地といいますか、草原が広がっています。 山を背に育った私としては、視界の中に山が無いのは少し不思議な気分ですね。 ちらほらと見える家も、雰囲気は抜群。 こういった家を見ると、「ヨーロッパだな〜」と実感します。


3枚の写真をつなげてパノラマにしてみました。 これって、会場のほんの一部なんですよ。 この右手にも広いスペースが広がり、正面の方はというと、遠くに見える色々な旗?のずっと向こうまで敷地が広がっているんです。 こうやって撮ると狭そうなんですが、ほんと、端から端まで歩くのが一苦労なくらい広いんです。 一度、何処で見たか見失うと、ソコの店は見つからないくらい広いです。


そして、これだけ出ている店も、ミニのパーツだけを売っている訳ではないんです。 オートジャンブルですから、乗り物関係の物が多いのは事実なんですが、戦前の物と思われる物が非常に多いんですよ。 全然しらないパーツがほとんど。 見るからに、「これ、ゴミじゃないの?」と言われるくらい錆び錆びのパーツや、ピッカピカにメッキをされているもの、当時からのデッドストック物、衣類、小物と、本当にありとあらゆる物がある中から、ミニ関係、小物関係など欲しい物を探していくのです。 しかも、延々歩きながらですから、皆さんが思っているより大変なんですよ。 本当に好きな人でないと、歩くのにイヤになっちゃうかもしれません。 しかも、ここってハンバーガーとチップス(ポテトフライです)ぐらいしか食べる物もなく、ほとんど食事もしないで歩き回っておりました。 また、この日は朝から曇りで気温は12〜5℃位という感じでしょうか。 かなり涼しく、トレーナー着ていても寒いくらい。 でも、イギリス人って半ソデ半ズボンで歩ってたりします。


オートジャンブルですから、もちろん車輌そのものも売っています。 巨大なテントの中ではオークションも行なわれ、様々な車たちが売られていましたね。 意外と日本車も目にします。


そこで見かけた2台のMK−Iモーク。 どちらもキレイにレストアされていました。 とても良い車輌だったのですが、とても高くて買えませんでした。 今、円がかなり安いので、ポンドだと安く出品されていても、円換算だととんでもない値段になってしまします。 残念。


また、ここの敷地の中にはミュージアムもあり、様々な車輌が展示されているんですよね。 左のグリーンのミニはお馴染Mr.ビーンのミニです。 また、007関係の展示もあり、右のロータス・エスプリ、懐かしくて写真取っちゃいました。 子供の頃に映画でみて潜水艦に変身する姿に憧れましたね。


午後になり、空も晴れ渡り暑くなってきました。 晴れれば日中は結構暑いですね。 昨日と比べ一般の人も来ている為、店の数も、探している方も全然人数が多いです。 一日、真剣に歩き回りましたよ。

7日、8日と2日間はビューリーにて部品を見て回りました。 ほんと、かなりの距離を歩きましたね。 日曜日までビューリーでのオーツジャンブルは行われているのですが、この日でビューリーを後にします。 ここを出て、3時間近く夜の高速を移動、スタンフォード・フォールという街を目指します。 日曜日は、ここで行なわれるミニSHOWに行く予定。 ミニSHOWの模様はPART−2でお届けします。 それでは、PART−2へどうぞ。