KAD製ブレーキマスターは、オールド・ミニに使用されているシングルタイプと、マスターシリンダーが2系統化された以降のタンデムタイプの2種類があります。 ここで紹介するのはシングルタイプのマスターシリンダーです。 別項目で紹介している4POTキャリパー等を装着した場合、純正のシングルマスターでは容量が少なく、ブレーキを一度踏んだだけでは踏みしろがシッカリと出ません。 それに対応するには、マスターシリンダーの内径を大きくし、一度に圧力を掛けて送れるフルードの量を増やす必要があるのですが、それに対応するのが、KAD製マスターシリンダーです。 これにより、一度のペダル操作で送れるフルードの量は増え、4POTキャリパーでも最初からシッカリとした制動を得る事が可能。 ブレーキ・タッチも良く、スポーツ走行では大きな味方となってくれるでしょう。 タンクが別体となっている為、取り付けには加工が必要となりますが、それでも付ける価値のあるパーツです。