
| 永らくお待たせしていた外装リフレッシュですが、作業も大詰めとなり、仕上がっていく過程を紹介したいと思います。 |
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| 前回、下地造りの終了したボディは、ボディ全体にサフェーサーを入れ、その後塗装して仕上げとなります。 言葉で書くと簡単なのですが、ここでシッカリと仕上げないと今までの苦労が水の泡になってしまいますので、細心の注意の元に行う事となります。 塗装はもちろん晴れた日に行い(湿気があると曇ってしまいます)、塗装後に焼きいれをし、更に磨きこんでいきます。 そして磨きこみも終了し、細かいパーツの取り付けを始めたのが下の写真。 ウェザーストリップやバンパー、テールレンズ、ライセンスランプ等、新品パーツを使い組み上げていきます。 ドアミラーやフェンダー、フロントのグリル周りの穴埋めや、ドアの内側など、作業前と比較してキレイに仕上がっているのが解りますか? |
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| 外装関係の作業がほぼ終了し、足回り、そして納車整備へと入ります。 足回りでは、まずは基本と言えるHi−Loキットの取り付け。 この時点で、同時に足回りにガタがないか? 部品が磨耗していないか? 確認作業も行っていきます。 また、ショックに関してはオーナーの希望が「山道のドライブやサーキットも走りたい」との事でしたので、減推力の調整が出来、調整幅も広いGAZを選択しています。 ブレーキ関係では、リアブレーキはオーバーホールを行い、フロントは10インチKITを組み込んでいます。 10インチKITに付属のブレーキパッドは効きが悪い為、パッドはフェロード製に変更です。 |
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| 更に、オーナーの希望で、フロント/リア共にネガキャンを取り付けしています。 フロントには2度の固定式、テンションロドは強化のアジャスタブルに変更、各ブッシュ類は、ネガキャンにより負担が増える為にエーボンバー製の強化ブッシュに変更しています。 リアはアジャスタブルのネガキャンKITをほぼ0度に調整です。 これにより、キビキビと良く曲がるミニになりました。 |
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| 水回りやクラッチ関係など、一通り全ての点検整備が終了し、いよいよ納車となりました。 オーナーは埼玉県春日部市の方ですので、春日部の陸事で登録後、納車となりました。 エクステリアは、AUSTIN COOPER−S MK−I仕様で仕上げ、オーバーフェンダーレス、そしてミニライト・タイプのホイールを選択。 ブラックのホイールを選択する事により、足元が引き締まりました。 内装関係でも、フロント2脚はコブラ・ローバックシートを入れ、ステアリングアジャスター、ステアリングスペーサーでオーナーの体型に合わせたポジションを作っています。 また、ノーマルメーターの水温計は正確な温度が読めない為に、スミス製の機械式水温/油圧計をノーメルメーター脇に取り付けています。 実際、MK−Iの時代にシルバーというボディカラーは無かったのですが、雰囲気良く仕上がったと思います。 |
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| 現在、オーナーのIさんは、一晩で800kmもドライブに行ったり、毎日時間を作ってはミニで楽しんで頂いています。 オーナーの笑顔を見ると、私たちも頑張った甲斐があるというものです。 これからも大切に、そして楽しんでください。 |

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