ベリーナイス!リカバリー

2016年9月16日、本日の夕方に明日のイベント参加のため我がスプリントにガソリン給油及び最終点検していたところ少しだけ水温が上がるので「念のためサーモスタット点検するか〜」と思っていたら事はもう少し重大。 ヘッドガスケットが微妙に抜けているトラブルで、俗に言う「クーラントがカフェオレ色」に!という状態でした。 急遽、水が回ったオイルをすぐに抜きシリンダヘッドを外しヘッドおよびシリンダー、タペットなどの状態を確認・点検。 ヘッドが微妙に歪んでいるのでヘッド面研という内容でキッチリ仕立てて数時間というリカバリーでした。 念のため慣らし運転が必要な為、明日のイベントは別のミニで参加。 しっかり慣らしをして次のイベントに備えます。 ミニ屋でよかったなー。

ヘッドをはがしてみると、ガスケットが完全に吹き抜けてという状態ではありませんでした。
ヘッド側をみてみると4番の上に水の走った跡があるかな。
ここから抜けたと思われます。
ヘッドも微妙に歪んでいるので面研開始。
最初、0.05mm削ったのでは3,4番側に歯がかかりませんでした。
4番から1番に向けて徐々に高くなっていっている感じですね。
最終、0.09mm削ってフラットになりました。
過去に削られてからそれほど走っている感じではないのですが、当時の仕上げが悪かったかな?
きっちり仕上げたのでこれで一安心。
キレイに上がったヘッド、これから組み付けて完了です。
夕方に発覚して、夜には完了でした。

こういう作業がすぐ行なえるのも、機材・道具があるからではあります。 通常、内燃機屋さんなどにヘッドを送って加工してもらって・・となると思うのですが、時間もかかりますし仕上げにこだわりという部分も難しくなってくるかと思います。 まさしく、ナイスリカバリーだったと思います。