1989年にミニ生誕30周年を記念して発売された30th。 日本国内では2000台限定でした。 通常のミニ1000に比べ、メッキグリルやレザー/ファブリックの専用シート、8スポークアルミ等が標準装備された豪華仕様でもあります。 生産台数の少なさから程度の良い車輌は少なく、希少車であると言えるでしょう。新車時の造りの良さは評判でした。 ワインレドのボディカラーは品の良い雰囲気があり、ほぼノーマル仕様という狙い目の車輌です。 少し勿体無いですが、エントリーモデルで提供します。


豪華装備の1つとして挙げられるのが、ボディ同色に塗装されたオーバーフェンダー。 ミニ1000の塗装がされていない物と比較しても雰囲気の良さが違います。 また、30th専用のサイドストライプも雰囲気作りに一役買っています。
ドアミラーもミニ1000と同形状ながらボディ同色塗装となっています。 ミラーを交換してしまう車輌が多い中、純正ミラーは貴重と言えるでしょう。
外装に年式相応の多少の傷はありますが、ボディ全体はとてもしっかりしています。 フロアカーペットを捲ってみても、水の入った形跡もありません。 ドア回りの錆び取りペイントや、リアクォーター下に錆びがあったのですが、丁寧に錆び取りを行い、仕上げています。


基本的にはノーマルのAC付きエンジンは、実走54000km。 補記類やホース類の状態を見ても質の良さが伺えるエンジンルームです。 そのエンジン関係にも更に手を入れて仕上げています。 キャブレターは、今ひとつ微妙にセッティングが出ず、OH済みのキャブレターに交換。 点火系パーツも新品部品に交換し、キッチリと調整しています。


約14年間ノーマルで通してきた足回りは、ここで一通り分解整備を行います。 調整、グリスアップ、セッティングの他、Hi−Loキットとショックアブソーバーは交換。 Hi−Loは造りの良さからT−SPEED製、ショックはGAZ製を選択しました。 ブレーキ関係も分解・OHを行い、リアホイールシリンダーの交換やブレーキフルードも入れ替えます。
ノーマルのエグゾースト・システムは、トータルバランスを考えてRC40へと変更します。 上品なボディカラーに似合う形状と音のマフラーです。

オリジナルでヘタリ等も無くキレイなインテリア。 赤いレザーステアリングは、後の限定車にも引き継がれる30thに与えられたスペシャルでした。 保管状態の良さと質の高さが伺えるBESTな状態です。


シートも30thオリジナルです。 ハーフレザーのシートには30thのエンブレムが刺繍されたタグが取り付けられました。 1990年に発売されたキャブクーパーの限定車にも採用されたデザインです。
実走54000kmは、まだまだこれからが楽しい状態と言えます。 走行の少ない1000ccは少なくなってきており、特に限定車となれば尚更です。

トランクパネル 板金ペイント
左クォーター下 錆び取りペイント
右ドア 錆び取りペイント


@油脂類交換
 消耗品交換
 キャブレター交換・セッティング
 点火系パーツ交換
 点火時期調整
 RC40マフラー NEW取り付け
Aクラッチ油圧系点検
B水回り点検
C足回り各部点検・調整
 T−SPEED製Hi−Loキット NEW取り付け
 GAZ製ショック NEW取り付け
Dブレーキ回り各部点検・調整

各部ともトータル的にメンテナンスを行い仕上げた車輌です。 その上で車検を2年付けてお渡しします。 安心してお買い求め下さい。 また、追加オプション等もご相談下さい。 30thの品の良さを引き出して、更にミニで楽しみたい方、お待ちしています。

Price (消費税別)

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