状態の良い1000ミニをMK−IIスタイルに仕上げた車輌です。 ボディカラーはアイランド・ブルーとし、AUSTINスタンダード・クーパー仕様にセンス良くまとめています。 それでは、詳細を紹介します。 

フトントエンブレム、そしてグリルはAUSTIN COOPER MK−II仕様。 フロントマーカーもOLDタイプに変更し、雰囲気を出すのに一役買っている。 クーパーSのエンブレムと違い、少し小振りなスタンダード・クーパー(1000ccのクーパー)のエンブレムが大人し目でありながら洗練された感じを出しています。
AUSTIN COOPER MK−IIフロントエンブレム
MK−IIグリル
OLDタイプ フロントマーカー
グリルボタン


ドア回りでは、MK−IやMK−IIの特徴とされるアウターヒンジをダミーヒンジにより再現。 また、ドア前下部がMK−III以降は角ばっているのに対し、MK−I/IIでは丸みを帯びていました。 そこで、ドアを加工しボディ側もドアに合わせて加工。 ドアの角が丸くなるだけで大きく雰囲気が変ります。
ダミー アウターヒンジ
ドア下 アール加工
ボディ側 アール加工
ウォールプレスミラー(刻印付き)


ワイパーは、MK−I/IIと同じ様に中央に寄せ、外側の穴は板金により塞ぎます。 ワイパーの停止位置も運転席側になる様に加工。 また、MK−I/II/IIIの特徴でもあるルーフの水抜き穴を板金加工にて作成しています。 後期の切りっ放しの水抜きと違い、前後にスムーズに水が流れルーフに水が溜まりにくく、ルーフの縁の保護にも繋がる部分です。 ルーフ両サイドにあるドリップレールも板金加工で再現しました。
TEXメッキワイパー
ワイパー中央寄せ加工
ワイパーホール穴埋め加工
ワイパー停止位置加工
ルーフ水抜き穴板金加工
ルーフドリップレール板金加工


テール回りも、もちろんMK−IIスタイルで統一しています。 2色のMK−IIテール、ラセンスプレートはもちろん、トランクもMK−I/IIタイプの物に交換。 ライセンスプレートの下の窪みがプレートと同形状になっているのが特徴です。
MK−IIテールランプ
MK−IIライセンスプレート&ランプ
OLDタイプ トランクハンドル
MK−IIタイプ トランク
ワイパック バックランプ


エクステリア全体ではオバーフェンダーを外しフェンダーレスとしています。 もちろん、オーバーフェンダー用の穴は全て板金により穴埋め加工。 メッキモールと合わせ、ミニ本来の可愛らしいスタイルとなっています。 また、ホイールはスチールホイールにワンプレスのキャップを被せ、センス良くまとめてみました。
オーバーフェンダーレス
オーバーフェンダー用ビス穴 板金穴埋め
スチールホイール
ワンプレス ホイールキャップ
145/70−10ラジアルタイヤ
フェンダー メッキモール


インテリアも基本的にMK−IIクーパー仕様となっています。 ステアリングはミニでは定番のモトリタウッド。 MK−IIコラム&インジケーターに3連センターメーターを装備しています。 またダッシュレザー、デミスターベゼル、ピラーレザーも貼り付け。 ノーマルからはガラっと変り、雰囲気のあるインテリアにまとまっています。
3連センターメーター
モトリタ ウッドステアリング
MK−IIコラム&インジケーター
ステアリングアジャスター
ダッシュ&ピラーレザー
デミスターベゼル


イグニッションキーはMK−IIと同様にセンターキー化。 MK−I/II仕様を目指すなら押さえたい部分です。 この車輌のクーラーは吊り下げ式。 吊り下げ式の場合、メーター脇をスッキリさせセンターメーター化が出来るというメリットがあります。
センターキーKIT
吊り下げクーラー


シート、インテリアは全て黒で統一し、ブラックレザーで張り替えています。 MK−IIクーパー仕様には、やはり黒レザーが似合います。 また、フロアカーペットをめくってみても錆びも無く、エクステリアと同様に良い状態です。
フロント&リアシート ブラックレザー張替え
内張り ブラックレザー張替え


細かな所にも贅沢なパーツを選択しています。 MK−IIルームミラーにバイザーもMK−IIの物を使用。 ルームランプもMK−IIに変更しています。 どれも今では貴重なパーツになってきています。
MK−IIルームミラー
MK−IIバイザー(左右)
MK−I/IIルームランプ


エンジンは1000ccオリジナル。 1000ccエンジンは、ミニのエンジンとしてバランスも良く、パワーは無いですが丈夫な良いエンジンです。 しかし、パワーが無くてもギア比によってギアの繋がりも良く、一定の回転数をキープして走ればスポーツ走行も楽しめます。 しっかりと整備を行い、ヘッドガスケット交換や、油脂類、消耗品は交換してお渡ししますので安心して乗って下さい。 また、サスペンションはミニの基本とも言えるHi−Loキットは取り付け済み。 ショックはバルタン製を選択しました。 ブレーキも10インチキットを組み込み済みです。 やはりミニには10インチが似合いますね。 乗っている人さえ疲れない限り何処まででも行けるエンジン、そして足回りです。
1000ccオリジナル・エンジン
10インチDISKキット
Hi−Loキット
バルタン ショックアブソーバー

AUSTIN COOPER MK−II仕様
ボディ オールペイント
全体に錆びも無く、キレイなボディです。

@ルーフ水抜き穴 板金加工(MK−II型)
Aワイパー中央寄せ加工
Bルーフドリップレール取り付け
Cドア下アール加工
 
@消耗品交換
 油脂類交換
 ヘッドガスケット交換
 エンジン各部点検調整
Aクラッチ油圧系点検整備
Bラジエター、ウォーターポンプ、ロアホース、LLC交換
Cサスペンション各部点検調整
Dブレーキ各部点検調整


程度の良い上質な1000ミニをAUSTIN COOPER MK−II仕様に仕上げた車輌です。 ボディの良さはもちろん、機関の調子も良く、高価なパーツの取り付けや、ボディワークに手間暇をかけ仕上げられています。 塗装の状態も、落ち着きが出ていて、とても良い感じを出しています。 写真では雰囲気が伝わらなくて残念です。 実車はもっと良い雰囲気です。 是非、ご覧になってみて下さい。 この内容・価格ではかなりのお買い得だと思います。

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