１９６０年代、英国においてＢＳＣＣ（ブリティッシュ・サルーン・カー・チャンピオンシップ）というカテゴリーのレースがあり、ミニが上位を独占していた時期がありました。　１９６８年にはクラス別、総合、果てはクラスを飛び越えての総合優勝まで、全てのレースにおいて主なタイトルを総なめにしたミニ・クーパー。　１９６８年から３０年目を向かえ、ＢＳＣＣにおける数々の栄光から３０周年を記念して発売されたＢＳＣＣリミテッド。　わずか７５０台だけの限定生産車です。　ボディ・機関ともにシッカリ整備をされたこの車輌について紹介します。

上質なレザーで仕立てられたＢＳＣＣ専用のインテリア。　高級感の中にも、スポーティさが味付けされています。　この車輌のインテリアの状態はとても良く、過去の手入れの良さが解るでしょう。　シート・ステアリング・トリムに至まで痛み等も無く、とても良いコンディションを保っています。


通常のクーパーと違い、ホワイトのメーターパネルは限定車にしかないもの。　インテリアはグリーンで統一されており、シート、ドアトリム、ステアリング、シフトノブはグリーンレザー製。　フロアカーペットもグリーンとなっています。　痛みもなく、ほぼフルオリジナルと言えるインテリア。　質感の高さは限定車ならではです。


フロント／リアのシートです。　レザーの状態もとても良いです。　レザーは合皮ではなく、本皮を使っており、グリーンのカラーは限定車にしか採用されていません。

ＢＳＣＣ限定車に採用されたブルックランズ・グリーンのボディカラー。　深みのあるキレイなグリーンです。　ボディ・コンディションはとても良く、手入れの良さから塗装状態もベスト。　永く大切にして下さい。


迫力のある１３インチ・スポーツパックが標準装備。　ワイドな７Ｊオーバーフェンダーに７Ｊホイールの組み合わせです。　当時のカフェレーサーの雰囲気を出すべく、ミラーはレーシングミラーをフェンダーに取り付け。　これだけでグッと雰囲気が変ります。　また、グリルもＭＫ−ＩＩＩタイプに変更し、グリルボタンで取り付けしています。　サイドマーカー上にある黄色いステッカー、こちらはＢＳＣＣ純正のステッカーですが、１９６０年代当時、レースで自分のチームを見分ける為に貼られていたステッカーを再現したもの。　サイドのラインと合わせ、レーシーな雰囲気に一役買っています。


基本的にオリジナルのエクステリアですが、マフラーはルーキタイプのセンター出しに変更。　定番でもあり、今でも人気のスタイルです。　トランク内部やルーフの状態もとても良く、また、ルーフは純正でオールド・イングリッシュ・ホワイトとなっています。

サスペンション、エンジンに関しては順次更新していきます。　もう少しお待ち下さい。

錆び等もなくベスト・コンディション


@油脂類交換
　消耗品交換
　点火系点検整備
　コンピューターチェック
　２００５年４月　スターターモーター交換
　２００４年１０月　タイミングカバーオイルシール交換
　　　　　　　　　　燃焼タンクユニット交換
Aサスペンション各部点検整備
　サスペンション　グリスアップ
　２００４年１０月　左ドライブシャフト交換
　　　　　　　　　　左インナージョイント交換
　　　　　　　　　　デフサイドオイルシール左右交換
　　　　　　　　　　フロントハブベアリング左右交換
　　　　　　　　　　右ボールジョイント調整
B水回り各部点検整備
Cブレーキ回り各部点検整備

過去、当店でメンテナンスを行い、非常に良く整備されているＢＳＣＣ限定車。　ボディ・機関ともにとても良いコンディション。　限定１／７５０台です。　この整備内容、コンディションでは、特別プライスにての提供です。　お早めに！！

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