1997年にヘリテイジカラーとして限定で復刻したサーフブルー。 そのサーフブルーのクーパーが入庫しました。 オーバーフェンダーレス、MK−Iグリルと各部に手の入れてある車輌です。 機関・足回りにもフンダンに、そして贅沢に手を入れています。 高年式のミニであり、ボディの状態が良いのも魅力の1つです。 それでは、エクステリアから詳細をご覧下さい。



全体のシルエット。 雰囲気良く、そしてセンス良くまとめています。 グリルは貴重な本物のマイナーグリル。 レアな1品。 マイナーのフロントエンブレムも当時物のレアパーツです。
まず、フロント周りから。 フロントはMK−I仕様でまとめているのですが、あえてグリルモールのヒゲは付けない仕様としています。 ヒゲモールが無い方がレーシーなイメージで好きだという方も多いでしょう。 また、グリルは今では貴重なマイナーグリルをあえて装着。 レプリカのマイナーグリルもありますが、この車輌についている物は本物。 造りの良さが断然違います。 フェンダーに付けたレーシングミラーとも合わせ、可愛らしい姿の中にもレーシーな雰囲気を漂わせている仕様です。
あえてヒゲモールを取り付けない事で、少しレーシーなイメージとなる。 フロントマーカーも旧タイプに変更し、トータルのイメージを統一。 カフェレーサーの雰囲気を出すには、フェンダーにレーシングミラーを取り付けると良い。 これだけでもイメージが大きく変ります。



低い車高にCRホイール、そしてダンロップ93Jタイヤを装備。 雰囲気はバツグンです。
オーバーフェンダーレスのボディに組み合わされるのは、往年のレーシングミニには定番であったCRホイール。 この車輌に装着している物は、限定色のグラナイト・グリーンというカラーです。 今では手に入らないグラナイト・グリーンは、サーフブールのボディカラーにも良く似合い、センス良くまとまっています。



スッキリとまとめたリア回り。 あえてエンブレム類も取り付けていません。 MK−IIタイプ2色テールに変えるだけでも、雰囲気がかなり変ります。 アストン・ガスキャップも、今では手に入れにくいパーツです。
続いてテール回りを紹介します。 テールに関しては、レンズはMK−IIタイプの2色レンズに変更し、ライセンスランプは、FRP製トランクに埋め込みとしています。 小さいライセンスランプがミニのお尻の丸さを強調し、より一層、丸く見えます。 OLDタイプのトランクハンドルや、アストン・レーシングガスキャップも装備しています。
イメージの変更、そして軽量化にも一役買っているFRP軽量トランクフード。 ミニの丸みが良く解りますね。 リアビューで一際存在感のあるロングマン製ステンレスマフラー。 心地よい排気音を奏でます。



ヘリテイジ限定 サーフブルー
モーリスマイナー MK−Iグリル(レアパーツ)
グリルボタン
OLDタイプ フロントマーカー
モーリス フロントエンブレム
レーシング フェンダーミラー
オーバーフェンダーレス
フェンダーメッキモール
メッキワイパー&ブレード
CRホイール (グラナイトグリーン限定カラー)
DUNLOP 93Jラジアルタイヤ
FRPトランクフード
メッキ ライセンセンスランプ
MK−II/IIIタイプ 2色テールレンズ
OLDタイプ トランクハンドル
アストン レーシングガスキャップ
リチャードロングマン ステンレスマフラー

エンジンは基本的にノーマルでありながら、細かい部分を強化してします。 エアクリーナーはITG製に変更し、アーシングシステムを装備。 走る事の楽しさ、整備性を重視し、あえてエアコンを取り外し。 1オーナーで良くメンテナンスされてきたエンジンは調子良く、走ることが楽しくなる事は間違いありません。 楽しいですヨ。



このミニの最大の特徴でもあり、そして一番重点を置いてセットアップしているのがサスペンション。フロントは、10インチDISKキットを装備し、より一層楽しめるようにネガティブキャンバーを取り付け。 これにより、ノーマル・ミニとは比較にならないくらい良く曲がる楽しい足回りとなっています。 更にARC製スタビライザー、AVOショックをセットアップ。 これが本来のミニの走りです。 ステージを選ばずグイグイ曲がる、本当に乗ってて楽しい足回りです。
ブレーキは10インチDISKに変更。 AVOショックは、ゴツゴツ感は無く、しっとりと良く粘るショック。 2度のネガティブカンバーをセットアップ。 テンションや各ブッシュ類も強化品に変更。 数あるスタビの中でもARC製はバランスも良く、お勧めの1品。



フロント・サスペンションに見合うよう、リア・サスペンションもトータル的にセットアップ。 フロント同様AVOショックにネガティブキャンバーを装備。 そしてドラムはアルミドラムに変更しています。 前後ネガキャン装備によりコーナリング時の安定性・旋回性は最高。 一度味わったら止められません。 それくらいバランスの良い足回りです。
リアもネガキャンを装備。 前後のバランスを整えています。 軽量化・放熱性がアップしているアルミドラム。 でも、一番の効果は見た目かも知れません。 カッコイイでしょ。



10インチDISKキット
Hi−Loキット
AVOロワードショック
ネガティブキャンバー(フロント/リア)
アジャスタブル強化テンションロッド
エーボンバー強化ブッシュ
ARCスタビライザー(フロント)
ミニフィン アルミドラム
エアコンレス
ITGエアクリーナー
アーシングシステム

ブルーで統一し、スッキリとまとめあげたインテリア。 オリジナリティを持たせながらも、センス良く仕上げています。 ミニらしいカワイイ雰囲気を残しながらも、全体的には少しレーシーにまとめました。 では、インテリアの詳細を紹介します。



メーター回りは、あえて3連センターメーターを装備せずに、シングルメーター&追加メーターパネルでまとめました。 カウルやダッシュもインテリアと同色のブルーで統一。 良くあるセンターメーターの取り付け方だけではなく、こういった取り付け方法で遊べるのもミニならでは。 どうですか?
97年式以降をセンターメーター化する場合、ボディ側にも加工が必要となる。 しっかり、丁寧に組み上げています。 補助メーターはスミス製で統一。 左より油圧/水温/電圧/タコメーター。



フロントシートにはBMCワークスタイプのバケットシートを2脚装備。 往年のクーパーと同じ、パウダーブルー/ゴールドブロケイドのカラーです。 ホールド製も良く、サーフブルーのボディカラーには、やはりマッチしますね。 リアシートやドアトリムは、ヘリテイジカラーで標準装備のもの。 統一されたカラーが、全体の雰囲気を高めています。
ワークス風に仕上げるには、このシートが良く似合う。 贅沢に2脚装備です。 限定カラーでは、オリジナルでレザーとなったリアシート。 ヘタリや破れはもちろん無く、手入れの良さ、また大切に扱われてきた事が良く解ります。



シングルセンターメーター
スミス機械式油圧&水温計
スミス電圧計
スミス8000rpmタコメーター
BMCワークスタイプ バケットシート(フロント2脚)
モトリタ ウッドステアリング
メッキ ドアハンドルSET
メッキ ルームミラー

@油脂類交換
 消耗品交換
 点火系点検
 コンピューターチェック
 エンジン各部点検整備
Aクラッチ油圧系点検
B水回り点検
C足回り各部点検
Dブレーキ回り各部点検


平成12年(2000年)より、当店でメンテナンス・チューニングを行なってきました。 過去の履歴、そして整備状況のハッキリしている車輌です。

OPTIONも豊富で、1オーナー、実走61000kmというサーフブルーのクーパー。 過去、大切にされ良くメンテナンスをされている車輌です。 足回りを中心に、ミニを走らせる事が楽しくなるようセットアップ。 楽しく、そして気持ち良く走って下さい。 良く仕上がった車輌ではありますが、まずミニに乗る楽しさを知って頂きたく、エントリーモデルとして安価にて提供させて頂きます。 まさに早い者勝ちの1台です。

(消費税別)

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