1300ccキャブレター車のクーパーは、通称キャブクーパーと呼ばれています。 キャブクーパーのエンジンは、その後1992年からのインジェクションと違う特性を持っており、今では生産台数の少なさもあり希少なエンジンとなっています。 大きな違いでは、キャブレターによるレスポンス・アップ、そしてカムの違いによるパワー特性が上げられます。 キャブクーパーのカムの方がインジェクションと比べるとハイカムになっており、高回転でパンチのあるエンジンになっています。 アクセルを踏み込んだ時のレスポンスの良さ、そしてパンチのある回り方は、キャブクーパーならではの物でしょう。 この車輌は実走も63000km、そしてしっかり整備されているエンジンですので、キャブクーパーの良さを十二分に引き出せる状態です。 一度、キャブクーパーのエンジンを味わってみませんか? きっと想像以上に良く走るエンジンですよ。


1271cc(キャブクーパー)

・ボア×ストローク
  70.60×81.20
・圧縮比
  9.6:1
・最高出力
  61HP/5550rpm
・最大トルク
  9.2kg−m/3000rpm
T−SPPED製 シリコンプラグコード

点火系ではプラグコードは強化されていますので、今後コイルをスポーツタイプの物に変更してあげるだけで、低回転からトルクのある走りを楽しめると思います。

サスペンションは基本となるHi−Lo、そしてショックは交換済。 ブレーキローターは新品交換してお渡しします。 このままで町乗りからちょっとしたスポーツ走行まで楽しめる仕様です。 今後、スポーツ走行に重点を置くならネガキャン、スタビライザー等をセットアップしていけば、更に楽しくなるでしょう。 基本的にエンジンは十分パワーがありますので、足回りを煮詰めてあげるとビックリするぐらい良く走り曲がる車となります。 また、このまま10インチにしてカワイイ仕様で乗るのも良いですね。 


GAZショックアブソーバー
T−SPPEDアジャスタライド
 (上記パーツ取り付け後5000km走行)
ブレーキローターNEW交換



GAZショックはしっかり粘り、それでいて固すぎず乗り心地を確保出来る。 固さの調整幅も広いので、町乗りからサーキットまで対応出来るショック。

T−SPPEDアジャスタライド(Hi−Lo)は、作りも良く、スパナで簡単に調整できるというメリットがある。 Hi−Loはミニにとって最低限の必需品。

3連センターメーターにウッドパネル、そしてウッドステアリングとミニの定番でドレスアップされているインテリア。 インダッシュ・エアコンもコンバージョンKITを装着。 シート等はノーマルですので、これから変更していきたい所。 シートを変更しポジションを作れば姿勢が楽になり、運転する事が更に楽しくなるでしょう。


ナルディ ウッドステアリング

ミニに装着するステアリングとしては比較的定番のもの。 ウッドステアリングでは、他にモトリタが良く装着される。 ナルディのレザーを選ぶ人も多い。 昔からの定番。
スミス 3連センターメーター
メーター ウッドパネル


「ミニは、こうでなくちゃ。」と言う人も多い定番中の定番。 センターメーターにウッドパネルという姿に憧れてミニに乗る人もいるくらい。 これが標準だと思っている人もいるのでは?
インダッシュ・エアコン コンバージョンKIT

インダッシュ・エアコンの場合、センターメーター化すると吹き出し口を付けるスペースがなくなってしまう。 そこで、コンバージョンKITを装着し、左右にある外気導入口から冷風が出るように変更する。 コンバージョンKITには、何種類かタイプがある。
フロント&リアシート

ノーマルの前後シートは痛みも無く良い状態。 しかし、運転姿勢を考えると変更したい。 オールド風のものやローバックシートなど、それこそ色々な種類がある。 雰囲気を変えるならシートカバーを取り付けてもGOOD。

オリジナルに近いエクステリアは、定番のフェンダミラー、そしてオーバーフェンダーをボディ同色のモール付きのタイプに変更。 ボディの状態も良く、これから永く大事にして頂ける車輌。 黒のボディカラーはそれ程台数も無く、また、比較的人気色。 発売から10年以上経っている事を考えると、良い状態の車輌は少なくなっています。 また、オリジナルに近い姿から、自分で色々と変更していく楽しみもありますね。


S800タイプ フェンダーミラー

ホンダS800に付いていたミラーのレプリカ。 形がミニに似合う為に昔から愛用している人も多い。 ルーカス、S800、ベレGがフェンダーミラーの定番。
AUSTIN COOPER−S MK−2エンブレム

1967年〜1969年に製造されたMK−2のクーパーSに付いていたフロントバッチ。 モーリスの場合は黒い部分がシルバーとなる。 キャブクーパーはMK−2クーパーとグリルが同形状の為、このバッチを付ける人も多い。
ジョン・クーパー サイン入りストライプ

限定車には標準で付いていたサイン入りのクーパーライン。 オプションで選択も可能だった。 ちなみに、サインだけ買うと結構高いのでビックリする。
ボディ同色5Jオーバーフェンダー
フェンダー メッキモール


ノーマルのオーバーフェンダーは、樹脂のまま塗装されておらず、またメッキモールの取り付けも出来ない。 オーバーフェンダーにメッキモールというのもミニならではの姿。
RS−R ステン・センターマフラー

「ミニと言えばセンターマフラー」というくらい、センターマフラーを装着する人は多い。 RS−Rのマフラーはステンレスで錆びないのが特徴。 他にセンターマフラーではルーキーが有名。

点検記録簿付き

水廻り交換(ラジエター、ウォーターポンプ、ホース)
足廻り点検整備
ブレーキローターNEW交換
油脂類交換
消耗品交換
点検整備渡し


希少キャブクーパーの3オーナー、ディーラー車です。 走行距離も63000kmと少なく、過去のメンテナンスもしっかりと行ってきた車輌です。 キャブクーパーの製造終了から10年経った今、状態が良く、過去の履歴がしっかりしている車輌は本当に少なくなっています。 カラーも人気色の黒ですから、黒のキャブクーパーをお探しの方、是非参考の1台にして下さい。

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