約10年程前に英国にてフルレストアを行われ、その後日本へ輸入されたカントリーマン。 レストア時には、インテリアのレザーも張りかえられ、雰囲気良く仕上がっている車輌です。 オールド・イングリッシュ・ホワイトのボディカラーの取り付けられた木枠が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。 レストア後、10年程経っていますが当時の仕上げも良く、ボディ、インテリア等とても良い状態を保っています。 貴重な初期のカントリーマンです。 それでは、詳細を紹介します。













850ccという排気量のオリジナル・エンジンは、エンジン本体・ギアBOX・クラッチまでフルオーバーホールを行います。 消耗品の交換をし、しっかりと摺り合わせを行って組み上げたエンジンは別物。 まずは、慣らし運転から始めてください。 距離を走るほど、軽く回るようになるのが体感出来ると思います。 また、「850ccエンジンでは非力じゃない?」と思われ方も多いと思いますが、シッカリ整備された850ccは驚くほど良く走ります。 ギア比の良さもあり、待ち乗りからドライブまで、楽しくこなしてくれます。 エンジン・オーバーホールについては「ただ今、仕事中」コーナーで、カントリーマンについては「試乗レポート」コーナーで紹介しています。 そちらも是非ご覧下さい。
   

オリジナルで4輪ドラムブレーキのサスペンションは、全てバラしてフルオーバーホール。 キッチリ分解整備・調整を行ってお渡しします・

レストア時、インテリアのレザーも全て張替えを行っています。 オールド・イングリッシュ・ホワイトのボディカラーに合わせた深みのある赤を選択。 非常に雰囲気良くまとめています。 レザーの状態(もちろん本皮です)、各トリムなども全て張り替えられ、コンディションはとても良く、保管状況や手入れの良さが伺えます。


カントリーマンの特徴の1つであるのが、リアのラゲッジ・スペース。 普段の4人乗りの状態から、リアシートを折りたたむ事により、広大なラゲッジ・スペースを確保する事が出来ます。 また、ラゲッジ・スペースの床を開けば、そこはスペアタイヤの収納スペースとなっており、写真からでもボディ状態の良さが解ると思います。 使い方はあなたの自由。 荷物を積んでキャンプに行くも良し、旅行に出かけるも良し、思う存分遊んでください。


白いパイピングが雰囲気を高めているシート。 レザーの状態の良さが解るでしょうか。 丁寧にレストアを行い、大切に扱われていた証拠です。 


上級グレードであるカントリーマンは、3連センターメーターが標準装備でした。 また、850ccダイレクト・チェンジのギアBOXは、写真のようにフロア前方からシフトレバーが延びています。 操作は特別難しい事は無く、通常のマニュアル車を運転出来る方なら何の問題もありません。 このシフトが、オールド・ミニを操っているという気分にさせてくれます。

フルレストア当時に、シッカリと作業が行われていた事、そして、その後の保管状況や手入れが良かった事が伺えるエクステリア。 木枠の状態も良く、塗装やボディもとても良いコンディション。 実車の雰囲気が写真に出ないのが残念です。


プレスラインの入らないフラットなルーフが初期型の証。 台数も少なく、希少なカントリーマンの中でも更に貴重と言える1台。 特に、状態の良い初期型のカントリーマンは、探しても中々出てくるものではありません。


木枠や、各メッキパーツの状態をご覧下さい。 ニスをシッカリと塗り込み、手入れをさせれている木枠は、何とも言えない良い色合いを出しています。 もちろん、大きな腐りや痛みもありません。 また、メッキパーツも、とても良いコンディション。 ライトは通称「松明ライト」と言われる今では貴重なパーツの1つです。 


当時のパーツの造りの良さが解るエンブレム。 立体感や造型の良さはレプリカとは断然違います。 こういったパーツ一つ一つの良さがオールド・ミニの魅力でもありますね。

内容を順次更新して行きます。 もう暫く、楽しみにしてお待ち下さい。 

フルレストア後、10年近く経過しますが大きな錆びや腐食もなく、非常にコンディションの良いカントリーマン。 機関はフルオーバーホールにてお渡しします。 貴重なフラットルーフのカントリーマンです。 コンディション、整備内容を考えると特別プライスにての提供です。 カントリーマン、特に初期のフラットルーフをお探しの方、必見です!

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