チューニングヘッドにSUツインキャブというジョン・クーパーKITを新車時に組み込み、コンプリートカーとして発売された1300S。 80馬力というパワー、各部の造りの良さはさすがです。 希少1300Sの各詳細をジックリとご覧下さい。

キャブクーパーのエンジンをベースに80馬力までチューニングを行われているエンジン。 低速からのトルク、そして高回転のパンチ力は、さすがチューニングカーと思えるほど。 しかし、決して扱いにくさは無く、普段の待ち乗りからスポーツ走行まで、幅広く対応出来るチューニング内容となっています。 1300ccジョンクーパーは、生産台数も少なく希少車となっているのですが、この車輌の特徴は何と言っても実走で19000km!!という低走行車であるという事。 エンジンの吹け上がりはもちろん、各補器類や、ホース、配線等を見ていただければ程度の良さは一目で解る事でしょう。 まだまだ、慣らしが終わったばかりと言えるエンジンをジックリと堪能してみませんか?


ジャンスピード製チューニングヘッドにSU1・1/2ツインキャブレターをセットアップされたエンジン。 LCB、マフラーは走行距離は少ないのですが年数経過による劣化がある為に新しくセットアップ済み。 更に燃料供給の強化を図り、純正の機械式燃料ポンプからミツバ製電磁ポンプに変更しました。 これにより、低回転から高回転まで安定した燃料供給が可能となり、よりチューニング・エンジンを楽しめるよう強化済み。 もうガンガン回して楽しんで下さい。 バランスのとれた良いエンジンです。


少し勿体無いのですが、贅沢ななパーツを装備しました。 それは、吊り下げ式クーラーを新品KITにて取り付け。 今では、新品パーツとしては貴重なKITです。 パワーと快適さを兼ねた、遊び方の広がる仕様です。


ジョン・クーパーKIT組み込みコンプリートカー(80馬力)
SU1・1/2ツインキャブレター
アルミロッカーカバー
ジャンスピード チューニングヘッド
3ブランチLCB
RC40マフラー
ルーカス ゴールドコイル
ルーカス シリコンプラグコード
ミツバ電磁フューエルポンプ
吊り下げ式クーラー(NEWパーツにて取り付け)

80馬力のパワーを出すジョンクーパーも、基本的な足回りは通常のミニと同じ。 そこで80馬力を使って楽しめるよう、少しモディファイを行っています。 まず、ホイールをワタナベ製6J12インチに変更。 これに165サイズのVグリットを装備することで足回りのグリップUPを図りました。 今後、ネガキャンやブッシュ類の強化などを行っていっても、より楽しめるサスペンションとなるでしょう。 現在でも、素直なハンドリングの良いサスペンションです。


ミニの基本中の基本であるHi−LOキットは装備済み。 ショックはSPAX製をセットアップしています。 更にリアにはアジャスタブルのネガキャンKITも取り付け済み。 キッチリと整備されたサスペンションはイイですヨ。


ワタナベ 6J−12インチアルミホイール
165/55−12 Vグリットタイヤ
SPAXロワードショック
Hi−Loキット
リア ネガティブキャンバー(アジャスタブル)

200km/hセンターメーターにオリジナルステアリングを装備しているインテリア。 実走19000kmというコンディションは、まさにBEST。 少しだけ手を加えたインテリアの状態は、是非実車で確認して下さい。


数が少ない上に、人気のあるジョンクーパー・オリジナルのレザーステアリング。 レザー部の痛んでいる物が多い中、ご覧のように良い状態を保っています。 新車時からオプションで取り付けられたセンターメーターの19000kmは実走です。 スミス10000rpmタコメーターも装備済み。 ミニらしい、洗練されたメーター回りです。


フロントシートは、ドライバー/ナビともコブラ・ローバックシートに変更。 低くなったドライビングポジションと、腰回りをシッカリとサポートしてくれるシートのお陰で、スポーツ走行や長距離ドライブが楽しくなる事は間違いありません。 右の写真は、吊り下げ式クーラー。 吊り下げ式の最大のメリットと言えるのは、メーター脇に吹き出し口が無い為にスッキリとまとめられるという事。 そしてユニットから直ぐに吹き出し口がある為に、良く冷えるというメリットも。


ルーフの内張りや、ドアトリムなどのコンディションも良いですね。 走行距離が少ないだけではなく、手入れ・保管状況が良かった証です。 大切にされてきた車輌です。 ドアハンドル類はアルミ製でセットアップ。 これだけでも雰囲気が変ります。


コンディションの良さが一番解るのが左のカット。 フロアカペーットを捲った写真ですが、フロアのコンディションも良く、カーペットに水が浸入した形跡もありません。 まさにBEST!! 右ジョンクーパーがジョンクーパーである証のコーションプレート。 発売当時、このプレートに憧れた方も多いでしょう。


200km/hセンターメーター
スミス10000rpmタコメーター
ジョン・クーパー オリジナルステアリング
コブラ ローバックシート(運転席/助手席)
アルミアクセルペダル
クローム ドアハンドルSET
クローム ルームミラー

低走行であり、大切に扱われてきたエクステリアは、95〜96年といった高年式と同等のコンディションを保っています。 チューニングされたエンジンに相応しく、少しワイルドに、そしてセンスよくセットアップされたエクステリア。 ちなみに、グリルに取り付けられたバッジは、ミニ30周年記念のもので、ジョンクーパーに標準で装備されたもの。 残っているバッジも少なく、今ではレアな1品です。


少し低めの車高(Hi−Loキットで高さは調整可能です)、張り出した6Jオーバーフェンダーが迫力のエクステリア。 ボディのコンディションはとても良いですね。 定番でもあるルーカス製フェンダミラー、オールドタイプのフロントマーカー、そしてオーバーライダー装備で、オールド風でありながら雰囲気のあるスタイルを作っています。


写真では解りにくいと思うのですが、ルーフはオールドイ・ングリッシュ・ホワイトで新車時にペイントされています。 ルーフの縁に付くモールもジョンクーパー専用の物で、レーシング・グリーンのボディカラーと同じグリーンとなっています。 こういう細かいこだわりはジョンクーパーならではですね。


サイドから覗くRC40マフラーのテール。 一見さり気無い太さのマフラーですが、ミニ乗りには人気のマフラーであり、排気効率も良く、ベストマッチと言えるマフラーです。 ジョンクーパー・コンプリートのエンジンとの相性も良く、乾いた小気味良い排気音は最高の一言です。


6Jオーバーフェンダー
ルーカス フェンダーミラー
OLDタイプフロントマーカー
クローム丸バンパー+オーバーライダー(フロント)
クローム丸バンパー(リア)
オースチン・クーパーMK−IIエンブレム(フロント)
メッキワイパーアーム&ブレード

@油脂類交換
 消耗品交換
 点火系パーツ交換
 (プラグ、プラグコード、ディスキャップ、ローター)
 LCB交換
 RC40マフラー
 ミツバ電磁フューエルポンプ取り付け
 キャブレター点検調整
 エンジン調整
Aクラッチ油圧系点検整備
B水回り点検整備
C足回り各部点検整備
Dブレーキ回り各部点検整備

驚くほどコンディションの良い、しかも希少ジョンクーパー1300S。 ノーマル・ミニからのステップアップや、ミニで楽しみたい方、永く大切に出来る車輌をお探しの方、必見の1台です。 この機会を逃したら、ここまでのコンディションのジョンクーパーは、まず出てこないでしょう。 早い者勝ちです!!

(消費税別)

WINDOW CLOSE