しっかりと整備済みの1300ccエンジンは、ストレスなく良く回り、普段のちょっとした町乗りからドライブまで、気兼ねなく楽々こなせます。 この年代のミニの中ではとても良く回り、シフトのフィーリングも良く、まさに当たりのエンジンと言えるでしょう。 しかし、「ミニだから・・」と肩に力を入れる事なく、免許取立ての方でも、問題なく乗りこなせます。 油脂類などの消耗品はもちろん、点火系、クラッチ油圧系などもしっかりと手を入れ整備してお渡ししますので、安心して乗って下さい。
 
マフラーは効率を考え、RC40タイプの物を新規取り付け。 乾いたキレイな音と、回せばスポーティな音となる、定番中の定番マフラーです。 見た目も派手さは無く、ミニのスタイルにはベストマッチ。 また、「センターマフラーが・・」という場合にはご相談下さい。

10インチKITを組み込んだサスペンション回りは、ミニにとって必需品となるHi−LoとショックをNEW取り付け。 ミニライトタイプの4.5J10インチホイールによって、ミニらしいスタイルとなっています。 やはりミニは10インチが一番似合います。
 
GAZショックとT−SPEED製Hi−Loは新規取り付け。 GAZショックは調整幅も広く動きも滑らかで、好みに合わせて調整が可能。 本体の作りも良く、お勧めブランドです。 また、ミニには最低限必要となるHi−Loは、調整のし易さや品質、ナックルジョイントまで付属してくる事を考え、T−SPEED製を使用。 Hi−Loは車高を下げる為の物ではなく、車を水平に保つ為に絶対必要なパーツです。 Hi−Loが無い状態では車は傾いており、そのままでは各部に負担がかかってしまいます。 必ず取り付けましょう。

パウダーブルーでまとめたインテリアは、当時の指定色。 フェスタイエローのボディカラーに組み合わされたカラーです。 シートはもちろん、内張りもブルーで張替え済み。 センターメーターやエアコン・コンバージョンKITといったポイントを押さえるパーツも装着済みです。 このままでも十二分に雰囲気もありますが、ここから更に手を入れて好みに仕上げていくのも楽しいでしょう。
 
「英国車といえばモトリタ」というくらい定番になっているステアリング。 もちろん、ミニにも良く似合います。 モトリタのウッドステアリングに取り付けられるAUSTINのエンブレムも雰囲気を出しています。
3連センターメータを取り付ける事により、室内の雰囲気はガラリと変わります。 「ミニと言えばセンターメーター」と思われている方も多いでしょう。 センターメーター化する事で、メーターの視認性が上がるという隠れたメリットもあります。
インダッシュAC付のミニをセンターメーター化する場合、ネックとなるのがACの吹き出し口。 今まではウッドパネルを取り付けたり、専用のパネルを取り付けて吹き出し口を確保していたのですが、メーター回りをスッキリ出来ないというデメリットがありました。 この車輌には、新しくエアコンユニットの前に吹き出し口を付けるコンバージョンKITを組み込んでいます。 これにより、メーター回りをスッキリとさせオールド・ミニの雰囲気をより出せる様にしています。
インテリアは、パウダーブルーで統一しています。 レザーも質の良い絞りの入った物を選択し、良い雰囲気と質感を出す様にしています。
シートもパウダーブルーで統一しました。 フロントシートは、小振りなMK−1タイプの物を選択。 シートが小さくなる事により、より室内が広々と感じられます。 もちろんNEWシートですので、汚れや破れはありません。
リアシートも、フロント同様のレザーで張替え。 こちらもNEWパーツです。 

AUSTIN7 MK−1仕様で仕上げた外装は、NEWパーツを多数使い、雰囲気良く仕上げてあります。 ボディカラーは、当時としては人気が無かったフェスタイエロー。 販売台数も少なく、逆に今では人気のカラーとなっています。 光の当たり方によって黄色っぽく見えたり、緑色っぽく見えたりするとても良いカラーです。 オーバーフェンダー・レスにMK−1グリル、MK−1テールが、やはり「本来のミニの姿だ」という気がしますね。 もちろん仕上げたボディは錆びや傷は無く、まさにベストコンディションです。
 
グリル回りはMK−1仕様。 さざ波型のAUSTIN7グリル、エンブレム、オールドタイプのフロンマーカーとなっています。 ちなみに、フロントエンブレムは当時物の貴重な物を付けています。 レプリカのシールではなく、彫りのある当時のエンブレムは、雰囲気が全然違います。 MK−1グリルに変更する場合、ボンネットの板金塗装、フロントパネルの板金塗装が必要となります。 この丸みを帯びた顔がMK−1スタイルの特徴です。
オーバーフェンダーレスとしたボディは、オーバーフェンダー用の穴は全て埋め、メッキモールを取り付け。 フェンダーの穴はボディを仕上げる際にキレイに仕上げています。 
ルーフは、フェスタイエローのボディカラーに合わせオールドイングリッシュホワイトで塗装。 現行の白と違い黄色味の強い白です。 ルーフの色味が違うだけで雰囲気は全然変りますね。
オールドタイプのトランクハンドルにライセンスプレート、エンブレムはAUSTIN7。 当然このスタイルにするには元のライセンスランプの穴埋めなどの板金が必要となります。
MK−2以降のミニと比較すると小振りなMK−1テール。 MK−1テールの取り付けには、元の穴を塞ぐ為にプレートを溶接、板金塗装を行います。 ファイバー製のプレートもありますが、1〜2年でひび割れてしまう為、しっかりと鉄製のプレートを溶接しています。
トランク内も、もちろん仕上げています。 パッと見の外側だけを簡単に塗装していて、こういった細かい仕上げをしていない車輌も多いですね。


今は、可愛らしい、ミニらしいスタイルで仕上がっていますが、気分でレーシーなスタイルに変化させたりと、永く楽しめる車輌です。

ちなみに、左の写真はCOOPER−Sですが、ホイールの色やミラーを変えるだけでも雰囲気が変ります。是非、参考にしてみて下さい。 

ボディ、外装はオールペイント仕上げ済み
AUSTIN7 MK−1仕様
ベストコンディション
 
@油脂類交換
 消耗品交換
 エンジン各部、コンピューター点検・調整
Aクラッチ油圧系点検整備
B水回り点検整備
C足回り各部点検調整
DHi−Lo、ショックNEW取り付け
Eブレーキ回り点検調整


1959年当時に発売されたミニの基本形であるスタイルに仕上げました。 グリル、テールともにMK−1仕様にし、ボディカラーにフェスタイエロー選択。 とても可愛らしく、雰囲気のあるミニです。 実車の仕上がりはベスト。 写真では本来の色が伝わらないのが残念です。 是非、実車をご覧になる事をお勧めします。

WINDOW CLOSE