状態の良い1000ccをベースに、オールペイント・エンジンOHを行い、雰囲気良く、そしてカッコ良く仕上げた車輌です。 当店のお客様が乗っており、当店でメンテナンスも行ってきました。 お客様の都合により新たに入庫した車輌です。 それでは、各部の詳細を紹介しましょう。

エンジン・クラッチ・ギアBOXはキッチリと摺り合わせを行い、消耗品交換、フルオーバーホールを行なっています。 現在、フルオーバーホールから約30000km走行。 オイル交換等のメンテナンスもシッカリと行っており、丁寧に扱われてきたエンジンは、まさに今が絶好調。 1000ccとは思えぬ軽い吹け上がりと、スムーズに良く回るエンジンは、町乗りから山道まで楽しくドライブする事が出来るでしょう。 エンジンとボディのバランスの取れた1000ミニは、やはり乗っていて楽しくなりますね。


1000ccノーマルのキャブレターはSU1・1/2シングルキャブレター。 効率のアップ、そして雰囲気も重視してSU1・1/4ツインキャブレターに変更しています。 その際、3ブランチLCBも装備。 オーバーホールを行っているエンジンのパワーを100%引き出せるようセッティングしています。 扱いにくさは無く、「キャブを変えているから・・」という心配は無用。 心地よい吸気音、そして吹け上がりを堪能してください。


写真はオーバーホールの一例です。 オーバーホール時には下写真のような部品の交換を行い、キッチリとした摺り合わせを手作業で行ないます。 新車時の工場で機械によって組まれたエンジンとは違い、ここでの手間暇の差だけ調子の良いエンジンへと生まれ変わるのです。 一度、オーバーホールを体験すると病みつきになってしまうのも頷けます。 オーバーホールに関しては「ただ今、仕事中」コーナーで多数取り扱っていますので、そちらも是非参考にご覧下さい。


エンジン・クラッチ・ギアBOXフルオーバーホール後30000km
SU1・1/4ツインキャブレター
3ブランチLCB
ルーキータイプ センターマフラー
ルーカス ゴールドコイル
シリコン プラグコード

10インチDISKキットを組み込み、6J・T−SEEPD製ホイールを組み合わせたサスペンションは、走る事、ミニを操る事を楽しめるようにセットアップしました。 基本的に良く曲がるミニの足回りですが、手を加える事により、更に面白く遊べるような足回りに仕上がっています。 イイデスヨ。


ショックはGAZ製をチョイスし、フロント/リア共にネガティブキャンバーを装備済み。 その際、テンションロッドは調整式の強化タイプに、各ブッシュ類もエーボンバー製の強化ブッシュに変更。 粘りのあるショックと合わせて、踏ん張りの利く、それでいてグイグイと良く曲がる足回りとなりました。 ショックやネガキャンについては、「試してみました」コーナーや「もっとイイ話し」コーナーで紹介していますので、そちらも見てみて下さい。


10インチDISKキット
Hi−Loキット
GAZショックアブソーバー
フロント2度ネガティブキャンバーロアアーム
アジャスタブル強化テンションロッド
エーボンバー強化ロアアームブッシュ
エーボンバー強化テンションロッドブッシュ
T−SPEED 6J−10インチアルミホイール
リア アジャスタブルネガキャンKIT

インテリアも雰囲気良くまとめる為に、少し手を加えています。 ミニでは定番であり、人気のパーツでもあるセンターメーターKITを組み込み、スミス製タコメーターも装備。 ちょっとだけレーシーにドレスアップ。 ステアリングも走りを意識し、MOMO製のレザーをセットアップしています。


センターメーターを装備するにあたり、エアコンの吹き出し口を移動する必要があります。 この車輌に装備したコンバージョンKITは、センターメーター左側にパネルを取り付けるタイプの物。 レーシングパネル風のデザインが車輌のイメージにマッチしています。 また、メーター右側はスッキリとパネルを取り付けずに済むのもメリット。 エアコン付き車輌でセンターメーター化する際の参考にしてみて下さい。


ドライバーズシートは、コブラタイプのローバック赤レザーに変更。 グリーンのボディカラーに赤いシートは、意外と似合うもの。 各ハンドル類やシフトノブ等にもアルミパーツをセットアップし、全体をレーシーなイメージとしています。 シート変更により低くなったポジションと、ホールド製アップでスポーツ走行から長距離まで楽にこなせますね。


3連センターメーターKIT
インダッシュエアコン コンバージョンKIT
コブラタイプ ローバックシート(赤レザー)
ステアリングアジャスター
スミス8000rpmタコメーター
MOMOレザーステアリング
アルミ ドアハンドルSET
MK−Iタイプ アルミシフトノブ
アルミ サイドブレーキレバー

ボディは、約5年ほど前に錆び取りを行いオールペイント。 深みのあるグリーンのボディカラーが何とも言えない雰囲気を出しています。 インテリア同様レーシーなイメージで統一しました。 どうですか?


フロント回りはオースチン・クーパーMK−I仕様に変更。 グリル周りだけではなく、オールドタイプのフロントマーカーや、全体のイメージからベレGタイプのフェンダーミラーをチョイスしました。 6Jの迫力のあるオーバーフェンダーが決まっています。 テールレンズはMK−IIタイプの2色に変更し、ライセンスプレートもMK−I/IIタイプに。 ボディ加工に関しても「ただ今、仕事中」コーナーを参考にして下さい。


往年のカフェレーサー風のスタイルでまとめてみました。 写真では微妙な色が出ないのが残念です。 カッコイイと思いませんか?


ボディ同色6Jオーバーフェンダー
オースチン・クーパーMK−Iグリル&フロントエンブレム
オールドタイプ フロントマーカー
ベレGタイプ フェンダーミラー
MK−II/IIIタイプ2色テールレンズ
MK−I/IIタイプ ライセンスプレート&ランプ
オースチン・クーパーS MK−Iリアエンブレム
吊り下げ式バックランプ

リアパネル クリア塗装割れがある為ペイント
トランク内部錆び取りペイント
ボディ全体は大きな錆びや腐りも無くGOODコンディション


@油脂類交換
 消耗品交換
 点火系点検整備
 キャブレター調整
 エンジン調整
 各油圧系点検整備
Aサスペンショングリスアップ
 各部点検整備
B水回り各部点検整備
Cブレーキ回り各部点検整備


過去に当店でメンテナンスを行ってきた記録です。 大切に、そして良くメンテナンスされてきた車輌です。

シッカリとしたメンテナンス、そして大切にされてきた1000ミニ。 永く楽しめるよう各部に手を入れている車輌です。 これだけの内容・コンディションとしてはスペシャル・プライスにての提供です。 良い1000ミニをお探しの方、また、ミニで遊びたい方は必見の1台です。

(消費税別)

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