希少な1300ccキャブレターエンジンのメイフェアです。 日本仕様ではインジェクションのみとなった時に、イギリス本国ではキャブレター仕様の車輌がありました。 製造台数が少ない上に、日本に正規輸入はされていませんので、今では数少ない車輌です。 オリジナルでは、SU1・1/2シングルキャブレターですが、キャブレターをSU1・1/2ツインキャブレターに変更。 キャブレター変更によって中〜高速域でノーマルと比較するとパワフルな仕様となっています。 ツインキャブレターと言っても扱いにくさは全く無く、とても乗り易い仕様です。 水回り(ラジエター、ウォーターポンプ、ホース)は年式を考えて交換。 点火系パーツも交換済み。 今後、永く安心して乗って頂ける様、整備してお渡しします。


1300ccキャブレター車
ラジエター、ウォーターポンプ、ホース等水回り交換
ローター、キャップ、プラグ、プラグコード等点火系パーツ交換
各部点検整備


製造後、水に浸かっている水回りのパーツは交換が必要な時期。 水回り系のパーツを新品にリフレッシュする事で、水漏れやオーバーヒートの心配は要らない。 水回りがしっかり整備してあるミニはオーバーヒートはしない。

また、点火系パーツも消耗品。 消耗したパーツではきちんと火花を飛ばす事が出来ません。 点火系をリフレッシュして、始めて本来の調子が出せる。
SU1・1/2ツインキャブレター
3ブランチLCB

RC40エグゾースト

ノーマルのSU1・1/2キャブレター(キャブクーパーはSU1.3/4)では高回転時に燃料が不足気味。 そこでキャブレターをツインキャブレターに変更。 また、ノーマルは吸気と排気が一体構造の為、キャブレター交換時には排気パイプの変更も必要となる。 そこで、排気には効率も考え3ブランチLCBを装備。 キャブレター、LCB、マフラーでトータルのバランスを取っている。

ブレーキを12インチから10インチに変更。 ホイールは10インチ5JのMINI−LIGHT。 ショックはKONIに変更し、ミニにとっての必需品といえるHi−Lo KITは取り付け済み。 10インチに変更する事でミニ本来の可愛らしさと、走りのバランスの良さが出ています。 また、この車輌は前オーナーの好みでコイルサスペンションを装備。 町乗りでのソフトな乗り心地を確保しています。


Hi−Lo KIT
KONIショックアブソーバー
コイルサスペンション
10インチ ディスクKIT


コイルサスペンションとKONIショックアブソーバーの組み合わせで、乗り心地はソフト。 スポーツ走行メインで使用するならフロントにネガキャンを装備したい。 また、調整式のショックアブソーバーに変更しても楽しめる。

10インチにするとブレーキが効かなくなると思っている方も多いが間違い。 制動力はブレーキパットを変更すれば調整可能。 ミニのレーシングカーの多くは10インチで、効かないブレーキでレースは出来ない。
Hi−Lo KIT
KONIショックアブソーバー
コイルサスペンション
アジャスタブル ネガキャンKIT

Hi−Loは車高を落とす為の部品ではない。 ミニには無くてはならない装備。 コイルスプリングに変更し、4輪の車高を揃える為にも必要。 町乗りメインなら車高は高め、スポーツ走行メインなら低めと調整出来るメリットもある。 
MINI−LIGHT 5J10インチ アルミホイール

5Jサイズのアルミはノーマルと比較するとボリュームが出る。 6J以上のサイズになると足回りへの負担も大きくなる。 10インチ化する事でタイヤの外周が微妙に小さくなり回頭制が良くなる。 また、タイヤが70や80扁平となり厚みが増す為にタイヤがクッションとなり、乗り心地も良くなる。

インテリアは、3連センターメーター、シート、ステアリングとミニの定番ドレスアップ済み。 限定のステアリングや高年式ミニの本皮シートなど贅沢なパーツを使っています。 また、エアコンが吊り下げ式の為にセンタメーター脇がスッキリと出来るのも魅力。 オールド風を意識しながらブルーの皮シートで可愛らしさも出ています。


3連センターメーター
モトリタ限定ステアリング
吊り下げ式エアコン
RAMCOタコメーター


吊り下げ式エアコンの為、センターメーター化した場合にメーター脇をスッキリさせる事が可能。 インダッシュ・エアコンの場合は吹き出し口の関係で、ウッドやレザーパネル、または、片側だけパネルを付けるなどの方法が必要となる。 オールド風にスッキリさせるならエアコン無しか吊り下げ式エアコンがベスト。

モトリタの限定ステアリングはモンテカルロ・ラリーの優勝記念モデルで3種類出ている。 この車輌のものはパディ・ホプカークのサイン入りの物で、もう一つのジョン・クーパーのサイン入りの物と並び入手が難しい。  ティモ・マキンネンの物は数は少ないが現在でも販売されており、新品を入手する事が可能。
1997年式 サーフ・ブルー本皮シート
   (フロント×2、リア)

1997年に限定発売されたヘリテイジ・カラー(オールド・ミニのカラーの復刻)のサーフ・ブルーのボディカラーに採用されたシート。 本皮製で白いパイピングが施される。 シートだけ探そうと思っても中々出てこない1品。
MK−3タイプ ブラウン内張り
MK−3タイプ プルハンドル
アルミ レギュレーター&ドアハンドル


内張りはオールド・ミニであるMK−3タイプの物に変更。 内張りと合わせてプルハンドルもMK−3タイプの物にしている。 レギュレーターやドアハンドルはアルミ製の物に。 この2つをオールド・タイプの物に変更しても雰囲気が出る。

エクステリは、MORRIS COOPER MK−2のイメージで統一。 エンブレム、ライセンスプレートなどMK−2タイプの物に変更しています。 またホワイトのボディカラーは希少。 この時代のミニのイメージカラーはレーシング・グリーンだった為に、ホワイトのカラーは非常に数が少ない。 この車輌のボディはほとんど錆びも無くとても良い状態。 ホワイトは人気色で有る上に数が少ないので、状態の良い車輌を探すのは難しくなってきています。


MORRIS COOPER MK−2フロントエンブレム
オールドタイプ フロントマーカー
MK−2 COOPERグリル
3ポイント ヘッドライト


イメージはMK−2のMORRIS COOPER。 AUSTINとはエンブレムのみの違いとなる。 グリル、フロントマーカーなど、細かい所もオールド仕様となっている。 
MORRIS COOPER MK−2リアエンブレム
MK−1/2タイプ トランクハンドル
MK−1/2タイプ ライセンスプレート&ランプ


MK−1/2タイプのライセンスプレートを取り付けるには板金塗装が必要。 元のライセンスランプ用の穴を3箇所埋め、プレートの取り付けが必要となる。 プレートを換えるとガラリと雰囲気が変る。
MK−2/3タイプ 2色テールランプ
吊り下げ式バックランプ


MK−2/3時代に採用されていた2色テール。 テールランプ本体は3色タイプの物と入れ替えで変更出来るが、別途バックランプを取り付ける必要がある。 ちなみに2色タイプの方が一回りだけ小さい。
5.5Jオーバフェンダー(ボディ同色ペイント)
フェンダー メッキモール
ルーカスタイプ フェンダーミラー


オーバフェンダーはボディと同色にペイント。 ホワイトのアルミホイールと合わせて全体のカラーを白で統一。 5.5Jサイズのフェンダーは小さすぎず、それでいて張り出し過ぎないのでバランスが良い。 メッキモールがサイドビューを引き締めている。

油脂類交換
消耗品交換
ラジエター、ウォーターポンプ、ホース等、水回り部品交換
点火系パーツ交換
足回り、ブレーキ回り、クラッチ油圧系点検・整備
各部点検・整備渡し
車検 2年付き


台数も少なく希少車である1300ccキャブレターのメイフェアです。 10インチ化やセンターメーター、内装など一通りのドレスアップ済み。 もちろん基本整備はしっかりと行っています。 ボディカラーのホワイトも人気が高いですが台数が少なく、探しているが見つからないという人も多いのではないでしょうか。 ボディの状態も良く、錆びもほとんど出ていません。 エンジンはツインキャブによって少しだけパワフルになり、それでいてとても扱い易い仕様です。 車検整備を行い、車検を2年付けてお渡しします。 これから永く大事に乗って頂ける方、是非見に来て下さい。

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