Color : RacingGreen/OldEnglishWhite
Serial No : 12MC-0064-KA                K-A2S6-1340609A

機関・内外装・エンジン・サスペンション等、トータルで手をいれ仕立てている関西オートディーラー64号車となるMK−IIクーパーSです。 各部の仕上げ、当時からのオリジナルパーツを見ても雰囲気よくベストコンディションなクーパーS。 それでは各詳細をじっくりご覧下さい。


Sユニットを細部までしっかりと手をいれチューニングしているパワーユニットです。 コスワース製+40ピストンにて排気量を1310ccとしパワーおよびトルクアップ。 100度近いハイカムや3.9ファイナル、クロスミッションを入れたチューニングなどの場合、町乗りでの使い勝手や耐久性とパワーのバランスという面では1310ccが一番良いのではないでしょうか。 きっちり手を加えたナリタチューニング加工ヘッド、クランク・コンロッド等のダイナミックバランスをきっちり取っていて95度というハイカムでも扱いにくさは無く、トルクフルでレスポンスのすばらしいエンジンに仕上がっています。 また燃料供給はSUツインキャブですが、ノーマルの1・1/4ツインキャブから比べると2サイズ大きい1・3/4ツインキャブをセットアップ。 もちろんエンジン仕様に合わせ加工セットアップを行っていますので、気持ちよく吹けあがる素晴らしいパワーユニットとなっています。 そのパワーを余すことなく伝えるためにリミテッドスリップデフを装備し、ミッションは4シンクロ・クロスミッションに変更。 気持ちよくつながるギアはクロスミッションならではです。 リミテッドスリップデフもガツンと効くタイプではなく、マイルドな効き心地ですので、乗りにくいことや町乗りで扱いにくいということもありません。 丁寧に細部まで仕上げたチューニングSユニット。 もう音からフィーリングから、一度体感して感じて頂ければ全て分かると思います。 素晴らしいの一言です。



きっちりメンテナンス済みのサスペンションは、まずステアリングラックのオーバーホール、各部ジョイントの調整等、一通りのメンテナンス・調整済みです。 リアブレーキはミニフィンドラムブレーキに変更。 出来る限りエクステリア的にオリジナルを重視しています。 フロントにはショックを追加し、タイヤはダンロップのアクアジェットでシンプルないでたちにしております。 通常の走行ではLSDのおかげでコーナーの進入および立ち上がりを重視してやれば何の問題もなくエンジンパワーをロスすることなく楽しく走れます。 またスポーツ走行やサーキットランではダンロップG5やCR65などのタイヤなどで楽しんで下さい。


フェイシアパネル右側のパネルおよびレイアウト以外は全て新車時からのオリジナル。 当時オプション設定のレアなワークスリクナイナーシートも、この車輌については新車からの装着だったようです。 2オーナー車ということもあり、トータル的にインテリアトリム、シート、ルーフライニング、カーペット等、40年経ったとは思えぬ程度の良さで、追加で装備済みのスミスのクロノメトリックタコメーターもスパイ針付きの今では特に貴重で効果なアイテムです。 張り替えて新車時のようなインテリアも良いですが、良い時間を経ての程度の良いインテリアは別格です。




異常に程度の良いボディは、約10数年前にペイントワーク済み。 外装のブリティッシュグリーンは車全体にオーラがあり、特別な雰囲気のSです。 トータル的にオリジナルでスキ無く仕上げている車体。 良い車です。








全くオリジナルのSを希望されるか、この車のようにSの特徴を最大限に生かしたものを求めるか、大いに悩んでください。

       \4,350,000 (消費税別)

WINDOW CLOSE