MK−Iから続くクーパーSシリーズの中で、僅か1570台しか生産されなかったMK−IIIクーパーS。 歴代MK−I〜IIよりも軽量のBodyに、完成形とも言える1275Sユニットのトルクフルなパワー、まさに最強のクーパーSと思っています。 King Of Cooperと呼べるMK−IIIクーパーS、それでは詳細をどうぞ。

ボディ・インテリアは、クーパーSに見合うようレストア仕上げ済み。 細部まで注意深く、オリジナリティの高い内容での仕上げです。 インテリアには多少の日焼けはありますが、ライムフラワーのシート、オリーブのカーペットともベストなコンディション。 特に天張りは、シミや日焼けも見られず、非常にキレイな状態。 とても35年という年月が経っているとは、信じられないほどのコンディションです。


トランク内、そしてフロア。 下地からの処理の良さもあり、丁寧な仕上げ。
ルーフ回りの処理や、下回りに施された錆止め剤など、細部まで丁寧な作業を行なっているのが解る。


フロント・リア・クォーターウィンドウはオリジナルのトリプルXで、飛び石キズもほとんどありません。 テールレンズも、もちろんMK−IIIオリジナル。 オーバーライダー付きのスティールバンパー。 メッキの質が断然違います。


どうですか? これでも35年経っているとは思えないほどコンディションの良いカーペットです。 シート、ドアトリムも当時のオリジナル。 少し見難いと思いますが、とてもキレイな天張りです。


フェンダーとパネルの合わせ目の状態もベスト。 写真では良さが伝わらないのが残念。 ドアヒンジの部分もご覧のようにキレイな状態。

オリジナル(ブラックペイント)のSユニット。 始動性、レスポンス共にベストコンディション。 気温38度の日中でも水温/油圧とも安定し、高回転まで回した時の音や状態もとてもバランス良く、Sユニットの中でも更に素晴らしいと言えるエンジンです。 タペットやタイミングチェーン、ベアリング類の雑音も無く、スムーズに、そして力強く吹け上がるSエンジン。 そのエンジンに組み合わされるギアBOXは、もちろん4シンクロ。 シフトアップ、シフトダン、又は、エンジブレーキ時のギア鳴りやデフからの異音も無く、カチッとしたシフトフィーリングはリモートミッションならでは。 コントロールBOXシッカリしており、小気味良く、とても良いフィーリング。 走る為に生まれてきたクーパーSを、フルに楽しめるエンジン&ギアBOXです。 最高のフィーリングです。


Sユニットの全景。 MK−3ではブラックペイントがオリジナル。 もちろんダイナモです。 オイルクーラーも標準装備です。


SU1・1/4ツインキャブがオリジナル。 ブレーキマスター&クラッチマスターもオリジナルをオーバーホール済み。 レギュレーターやサーボ回りの雰囲気も良いですね。

乗り心地も良く、しっとりと、そして良く粘るハイドロラスティック・サスペンション。 もちろん、分解・オーバーホール整備を行います。 ブレーキ、各ジョイント等もしっかりとメンテナンスをしてお渡しします。 クーパーSのパワーをしっかりと受け止め、楽しく走れるようメンテナンスを行ったサスペンション。 十二分に堪能して下さい。


しっかりと手を入れるサスペンション&ブレーキ。 クーパーSでは標準のブレーキサーボにより、カッチリとしたブレーキフィールは絶妙。 良いです、この足回り。
錆び止めコーティングの行なわれたインナーフェンダー、そして程度も極上の4.5JクーパーSホイールです。

レストア済みのボディは、ボディ/エクステリア/インテリアともにBEST!


@消耗品交換
 油脂類交換
 キャブレター点検整備
 点火系点検整備
 各油圧系点検整備
A水回り各部点検整備
Bサスペンション各部点検整備
Cブレーキ各部点検整備

国内では、この形が「ミニ」と思うユーザーやミニショップオーナーも多いのではと思います。 当時の憧れの的MK−IIIクーパーS。 どうですか?もう一度。 

(消費税別)

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