レアパーツを多数装備し、雰囲気良く、カッコ良く、そして贅沢に仕立てたラリー仕様のクーパーS。 当時のBMCオプションパーツやレアパーツをインテリア、エクステリアに装備し、トータルバランス良く決めています。 各部詳細をジックリとご覧下さい。














コンディションの良いクーパーSユニット。キャブレターは、SU1・1/2ツインキャブレターに換装。 アルドン製レーシングディストリビューターの装備や点火系のメンテナンス、そしてパワーユニットを調整しています。 トルクフルでいい吹け上がりのSエンジン。 また、前オーナーがイベント参加等で300kmほど高速走行をしたり、真夏のツーリングに参加していますが、オーバーヒートや水温上昇の傾向も全く無く、高速走行に於いてもほとんどオイル消費が無いというコンディション。 まさにベストコンディションのSユニットです。


フォグランプ及びスポットランプ装備(4連フォグは、全て点灯可能)による消費電力増加に伴い、ダイナモから大容量オルタネーターへ変更。 電気系の強化を行ってはいますが、可能な限りエンジンルームはオリジナル感を失わないよう決めています。 

サスペンション及びステアリング回りは、パワーユニットとのバランスを考慮し、しっかり点検・整備しています。 特にハイドロラスティックサスペンションについては、パーツが少ない為できるだけオーバーホールして、パーツをダメにしないのが肝要。 ディスプレッサーブーツは4輪交換し、フロント右はNEW交換。 ハブベアリング類やスイベルハブASSY、ブレーキホース類、ボールジョイント、タイロットエンド、アウタージョイント右、アウターブーツ、ステアリングラックASSYで交換し、しっかり手を入れました。 しっかりメンテナンスしたサスペンション。良く曲がり、すばらしい乗り心地(ねばりのあるコーナーリング)が蘇りました。 楽しいです!!

ステアリングはレスレストン グランプリ。 インパネはワークスメーターパネルに右端からフォグ・スポットランプ用スイッチを装備し、電装系フルオプションの為スピードウェルのアンメーターを取り付け済み。 ハルダのツインマスター、ホイヤーのデッドストックのストップウォッチ、マップランプなどでダッシュパネル廻りを雰囲気良くラリースタイルに劣らないよう仕立ててあります。


運転席にハイバックタイプシートを装備。 このシートも今ではレアパーツの1つ。 更にリアシートはBMCオプション。 こちらも、かなり貴重な1品。 どうです?カッコイイと思いません? ラリーオプションのロールケージに、フットレストも装備しています。 また、特筆すべきはウインドガラス。 非常にめずらしいレアパーツである巻き上げ式のウィンドウ。 これは、当時のBMCオプションパーツキットであり、今ではほとんど入手不可能に近いパーツです。


















もう、このスタイルを見れば言葉はいりませんね。 カッコよく仕立てたワークスラリー仕様。 フォグランプやスポットランプは、惜しげもなくマーシャルの4連を装着。 全て点灯可能になっています。 しかも、今では手に入り難いランプです。 もちろんステーはワークスのフォグランプステーです。 


ラリープレートは、“CRITERIUM DES CEVENNES”。 ここはレプリカではなく、本物を贅沢に奢っています。 ホイールは、クーパーSリバーシブルにDUNLOP R7で決めています。 前後に付けたマッドフラップが雰囲気を高めていますね。



ルーカス製リアフォグにレイランドのマッドフラップ、そしてマニフロー製センターマフラーで決めたリア回り。 トータルでバランスよく決めています。

9月30日発売の「LET’S PLAY CLASSIC MINI VOL.006」に、特集記事として取材・掲載されました。 是非、ご覧ください。

MK−IIクーパーSをベースとして、ここまで仕立てたワークスラリーカー。 これだけのパーツを揃えるだけでも大変です。 パワーユニット及び機関フルメンテナンス済み。 この内容ではスペシャル・プライスでの提供です。

(消費税別)

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