オーバーホール後、低走行の１０７１Ｓユニットです。　念のため、シリンダー状態の確認を含めヘッド脱着点検。　燃焼室の状態も良く、ついでの作業としてヘッド周りの点検、バルブのすり合わせ、シール及びヘッドガスケットの交換等を行いました。　トータル的に仕上がっているボアアップ済みのユニットはトルクフルで、特に高回転時の吹け上がりは１２７５Ｓを凌ぐものがあります。　また、ギアＢＯＸ、クラッチ回り等のフィーリングも良くベリーグッド。　水回り、点火系、補器類等も点検整備済みです。　オイルクーラーユニットは初期型のオリジナル。　ＭＫ−Ｉブレーキサーボユニットやラジエターもきっちりオーバーホールされております。　高回転ユニットをお好みの方はかなり楽しんで頂ける仕様になっております。

まず、ステアリングラック及びシフト回り、タイロットエンド、各マウント、ブッシュ類、ドライブフランジ、シャフト、ベアリング等しっかりメンテナンス点検済みで、トータル的にキレのある乗り心地です。　ショックアブソーバーはＧＡＺ調整式をフロント／リアに、Ｈｉ−Ｌｏキットもフロント／リア装備済み。　ブレーキ回りもきっちりとオーバーホール済みです。

角文字のタコメーター以外はカーペット、フロントシート回りなどもオリジナル。　もちろん年式からしての使用感はありますが、オリジナルのゴールドブロケイドと赤のシボ入りレザーがクーパーＳらしくきれいでベリーグッドなインテリアと思います。　ニュートンのシートカバーやカーペットを使用しきれいに張り替えるのも良いですが、現状、このままで十二分な質感のインテリアです。

フルレストア済みのボディ回りは、レストア後数年経っておりますが使用状態の少なさや、保管状況の良さからしてベリーグッドです。　写真でも確認していただけると思いますが、これからまたフルレストアするような事はないと思います。　細部を見ても、特にフレーム回り、サイドシル、フロア下と見てかなり良い状態です。　安心してお求めください。

（消費税別）