Color : RacingGreen/OldEnglishWhite
Serial No : K-A2S4-733022

1964年、1275クーパーS発売当初モーリスのShowカーとして展示されていた車輌です。 約10年前にフルレストア・フルオーバーホールされ、日本へ輸入。 過去のオーナーの手入れ・保管状況の良さからつい最近仕上げた車輌と感じていただけるほどのコンディションです。 それでは、詳細をどうぞ。

細部まできっちり仕上げているエンジン。 やっとオーバーホール後のあたりのついたユニットは音質からしてもまさに1275S。 低回転から高回転まで気持ちよく動いてくれます。 極わずかロッカーアームにガタがあった為、今ではレアパーツとなったオリジナルのロッカーアームにて交換・調整。 なにしろ良いエンジンです。 ラジエターは64年タイプのフラット物をオーバーホール。 ヒーターバルブ、リレー、ブレーキマスター、クラッチマスターと時代考証にあわぜ当時物のパーツで合わせています。 ワイヤーハーネスについても現在のリペアパーツではなく純正パーツにて引き直し。 レストア時にかなりこだわって仕立てられた車輌です。




初期のハイドロラスティックモデル。 もちろん4輪ともレストア当時NEWパーツを仕様して仕上げてあります。 また、ディスクは10インチKITではなく、フランジ・ハブケースとも当時物のSのパーツ。 ディスク及びキャリパー、ドライブシャフト回りもレストア時にNEWパーツにて仕上げています。 フロントに追加して取り付けたショックはBOGE製でソフトなストロークです。 走行の少なさ、取り扱いの丁寧さもあり、インナーフェンダー回り、各ブッシュをみてもグッドコンディションの状態です。


レシトールのエッグシェルをフロント左右に、ステアリングはモトリタ、ロールケージと空間のコーディネイト・コンディションはベリーグッド。 あまり派手目ではありませんが、きっちりとバランスの良いインテリアです。 細部までこだわっています。





クーパーワークスのブリティッシュレーシンググリーンで仕上げた外装はオリジナルにこだわり、ラッカーペイントにて仕上げています。 また、そうでないとこのカラー、そして雰囲気はとても出来上がらないのです。 室内及びインナー、エンジンルームはつや消しブラックにてペイント。 当時のワークスカー等でも行われていた塗り分けです。 一回り見渡していただいても細部まで丁寧にスキ無く仕上げられております。 写真では伝えきれない色の良さ、ボディコンディションの良さです。 また、ボンネットのレジスターナンバーのBJO654Cも当時モーリスのShowカーとしての時代からのナンバーを引き継いでいます。 なかなかここまでのボディコンディションのMK−I'S'は滅多にない上物と考えています。 カッコ良いですよ。







ボディ、インテリア、機関とトータル的に約15年前に仕上げた車輌です。 その後、日本で約30000kmほど走行しておりますが、つい最近仕上げた車輌のように感じていただけると思います。 ただキレイなだけのSではありません。

       \5,000,000 (消費税別)

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