１３８０ｃｃチューニングエンジンを搭載した希少ＭＫ－ＩＩＩのＶＡＮです。　今回、チューニングエンジンをフルに楽しんで頂きたかったので全てバラし、フルオーバーホールを行いました。　まず、慣らしから楽しんでいただきたいと思います。　また、コンディションの良かったボディも、更に永く大切に出来るよう仕立て治しました。　雰囲気良く、カッコ良く、そして速いＶＡＮです。　一度、音を聞いて見てください。　いい音してますよ。

入念に組み直したパワーユニットは、トルクフルで街乗りでは驚くほど使い勝手の良い仕立てとなっています。　また、その気になれば一気に吹け上がるパワーは速いの一言。　ＶＡＮの外観からは想像出来にくい仕様と、いい音のするギャップが楽しいＶＡＮです。

詳細としては、シリンダーを１３８００ｃｃでボーリング。　カムはＫＣ６４３（ＫＥＮＴビンテージラリーカム　７３度以上）、クラッチは強化ラリータイプ、軽量フライホイール。　もちろんギアＢＯＸにはセンターピックアップを取り付け油圧系統の強化。　ヘッドにジャンスピード製ＳＴ－３を搭載し、キャブレターじゃ燃料供給等を考えＳＵ１・１／２ツインキャブに変更。　ＬＣＢは今回ＮＥＷパーツに交換しました。　また、熱量対策として水回りは一新。　ラジエターＡｓｓｙ、ウォーターポンプ、サーモ、各ホース類、点火系パーツも含めてＮＥＷパーツに交換。　エンジン脱着時にマウントは全て強化にし、ステアリングラックもＮＥＷに交換。　スターモーターも旧タイプＮＥＷパーツに交換。ブレーキ／クラッチ各マスターシリンダー、レリーズシリンダーと念入りに仕上げました。　パワーユニット及びそれに伴う補器類まで新品交換仕上げなおしています。　ここまでするのですか？という内容です。

フロントはディスクブレーキに変更。　ブレーキマスターはクーパーＳ用のロングタイプのマスターに変更しています。　フロントにはネガティブキャンバーを装備し、より曲がる足にセットアップ。　もちろんブレーキライン、フロント／リアブレーキと点検分解オーバーホール済み。　各サスペンション回りも分解点検調整済みです。　必需品であるＨｉ－Ｌｏキットはもちろん、ショックはモンロー製を装備済み。　近日中に写真ＵＰします。

インテリアトリムは６０ｓ風のブラック＆グレーのシボ入りレザーで仕立てています。　メーターはワンメーターからオーバルの３連センターメーターに交換。　もちろんレブカウンター（タコメーター）を追加。　ステアリングはクーパー用フラットレザーに変更。　２脚のバケットシートは今は無きスミススポーツの仕立ての良いブラック＆グレーを隙無く装備しています。　もちろん、フロア下のコンディションもさることながら、今回フロントサブフレームのフロア取り付け部分も補強を入れて強化して仕上げました。

車輌の内容とバランス上、決して可愛らしい仕立てではありませんが、単純にカッコ良い、クーパーＳワークスカーのサポートカー的な雰囲気のＶＡＮですが、こちらが主役になってもおかしくないエクステリアです。　ホイールはミニライトの４．５Ｊ－１０インチ。　タイヤはダンロップＧ５ですが、これについては街乗り上、他のラジアルに変更してお渡しとなります。　いかがですか？　本来のブリティッシュレーシンググリーンのＶＡＮ、メタリックペイントではありません。　停車している姿だけでも、かなりの存在感のあるＶＡＮです。

これだけの内容・コンディションのＶＡＮとしてはスペシャルプライスでの提供です。　かっこよく、そして速いＶＡＮをお探しの方、またコンディションの良いＶＡＮをお探しの方、ぜひお待ちしています。

$\2,500,000$ （消費税別）