ピットインする松井さん
松井さんがコースインした直後、魔の時間がやってきました。
ドラミでも報告があったのですが、ツインリンク初のフルコースコーション。
つまりペースカーが入り、全コース追い越し禁止。
1周、2周と周回を重ねますが、なかなか解除されない。
やっと解除された時には、もうピットのサインを出す予定。
これでは松井さんがカワイソウです。
そこで、ピットのサインを遅らし、もう何周か走って貰う事に。
ホント、ついてないですね。
私か芹沢のタイミングでフルコースコーションになるかと思ったのですが・・。
松井さんは70LAP目でピットインです。




速さの秘訣はヒゲ?
松井さんの次は、日本一はちまきタオルの似合う男・木村さんの登場です。(木村さんゴメンナサイ)
木村さんは、前回6月15日のアイドラーズで優勝している人。
「体が持たない。」と言っていますが、やる気はマンマン?
コースインし、数周目から53秒台を連発です。
その走りにピットでは、「次からは皆、ヒゲをつけよう。」と言ってたくらい。(笑)
そして83LAP目でピットイン、給油です。



無事給油が完了し、8人目のドライバーである塩原と交代。
塩原も順調に周回を重ねて行きます。
59秒、58秒とタイムを縮め、54秒台に。
その後も54〜55秒で周回。
右の写真は写りが悪い(ビデオを撮ったので)ですが、奥のダウンヒル・ストレートです。
ツインリンクで一番スピードがのる場所で、メーター読みで160kmくらい。
そこからブレーキング、シフトダウンをし、右に直角に曲がって行きます。
心の中で「塩さん、がんばれ〜。」と言いながらビデオを回していました。
95LAP目に塩原がピットイン、最終ドライバーでクラブ フラジル会長でもある椎名にバトンタッチ。

ダウンヒル・ストレートにて



ここまでテントの下で「ここが俺の定位置だゼ。」と言わんばかりにくつろいでいた椎名ですが、さすがに気合が入っています。
徐徐にタイムを縮め、54秒台に突入。
会長の意地を見せてくれます。
筑波でも、コーナーの侵入でインを刺す旨さはピカイチ。
レーシングカーの慣らしの時は、「ミニの乗り方を忘れた。」などど言っていましたが、全然問題なし。
順調に周回し、107LAP目でピットイン、給油です。
これでドライバー一巡、1スティント目は問題なく終了しました。

首からタオルが定番

ホームストレートを駆け抜ける椎名

給油の合間に状況を




「ふぃ〜」
ここから2スティント目に突入です。
椎名から上島に交代。
上島は、ほぼ3分フラットのタイム。
「よく考えたらさぁ、1000の時と一緒のタイムだったよ。」
「車の事を考えてだねぇ、温存だよ、温存。」と本人は言っていました。
120LAP目で上島はピットイン、塚越に交代。
メットを脱いだ顔は疲れ切っていました。
ここで、1つ問題が発生。
タイヤは最後まで交換無しで行けるか?と様子を見ていたのですが、フロントだけ換えて、後半の走りに備えた方が良さそう。
「もし、夕立でもきたら・・・」という不安もありました。
そこで、次のピットインでフロント2本を交換する事に。




余裕がある?
塚越も、2回目となり余裕が出てきています。
メット越しに「俺に任せとけ。」って顔でしょうか。
前日、私と塚越の間では1つの合言葉がありました。
「One For All、All For One。」
「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。」
TV番組からのパクリですが、キャリアカーの中で2人で盛り上がっていました。
耐久は一人じゃないから、という気持ちで走ろうと。
塚越は無理をせず、それでいて53秒台に突入。
でも、「5コーナーでリアが流れて、止まりそうなくらい減速して立ち直った。」とヒヤヒヤする場面もあったようです。
131LAP目にピットイン、給油&タイヤ交換。

最終を立ち上がって

その頃、私は寝てました