朝8:00、いよいよ競技開始となりました。 まず、チェックポイントでの作業の為、スタッフが先行してスタートします。 その後、ゼッケン順にスタートとなるのです。 左の写真のようなジネッタやコルチナのような半ばレーシングカーや、右のオースチンA35、ヒーレー等と競い合うのです。 トップバッターの塩原/塩原組の出番が近づいてきます。



まずゼッケン16番、塩原/塩原組がスタート。 ほぼ1分間隔でスタートしていきますので、5分後にゼッケン21番の津久井/野口組がスタートです。 このスタートゲート下で、初めて当日のルートが記載された地図を渡され、スタートの緊張と興奮と地図を見る忙しさで、実は車内では大変なのです。



そして今回配布された地図。 ご覧のように交差点のポイントと距離しか書いてありません。 この地図を頼りにチェックポイント、そしてゴールを目指すのです。 愛知県岡崎市をスタートし、本日のゴールは岐阜県高山市。 約250kmほどの走行となります。 津久井/野口組の頭脳?である野口も笑ってはいますがルートを調査中。 写真は高速を走行中で、運転中にドライバー(以下Dr)の私が撮影しているのは内緒です。



さて、その頃スタート地点ではゼッケン31番、西薗/塚越組がスタートを迎えていました。 津久井/野口組から約10分後のスタート。 この地点で二人のテンションは最高潮だった事でしょう。 ちなみに、スタートが後になればなるほど参加者は少なくなり、スタート地点での見送りがいなくなるので寂しい状況になってきます。 西薗/塚越組がほぼ中間。 51番の荒井/我妻組、更に61番の入内島/奥野組にいたっては後ろに2台しかいません。 年式の古いMK−Iで良かったと思う今日この頃。



このクラシック・マラソンは、指定されたルートを指定時間で走るという競技なのですが、指定時間は隠しタイムとなっており、速ければ良いのか、のんびり行った方が良いのか参加者には解らない仕組みとなっています。 ある意味、感と運が頼りの、誰でも優勝するチャンスがあるというもの。 第1チェックポイント(以下CP)を前に時間調整でパーキングエリアに。 この時、塩原/塩原組は更に先行していました。 津久井/野口組が休憩していると、西薗/塚越組、そして荒井/我妻組が同じパーキングへ。 ここで、上左の写真を見てください。 何かオカシイと思いませんか? 何故か荒井/我妻組の右ドアのゼッケンがありません。 塗装面の保護のためにゼッケンの縁しか貼っていなかったのですが、縁取りが小さすぎ、高速に乗ったとたん飛んで行ったそうです。 面白すぎます。 また、右の西薗/塚越組は秘密兵器活用中。 その為、コ・ドライバー(ナビゲーター、以下Co-Dr)の塚越が運転しています。 数ある秘密兵器の詳細は伏せておきます。 機会があれば、本人に聞いてみては?



そうこうしている内に、マーコスにのる入内島/奥野組が到着。 あれ? 津久井/野口組よりスタートは50分くらい遅いはず・・。 津久井/野口組の時間調整が吉と出るか? それとも入内島/奥野組の飛ばしすぎか? 果たしてどうなる?



パーキングを後にし、津久井/野口組が第1CPへ到着。 ここでは、到着時間をチェックされ、更にペーパーテストの提出があります。 意外と難しかったりするんですよね・・・テスト。 少し休憩した後、先行している塩原/塩原組を追いかけます。



その頃、西薗/塚越組はハイテンションが更に最高に。 ビデオで見ても、盛り上がり方がハンパじゃありません。 ほんとに陽気なオジサン・コンビです。 他のチームはどうしていたかと言うと、写真が少ないんですよね。



高速を降り、山を登ったら第2CP。 途中、スペシャル・ステージ(ヒルクライム)があり、登りきった先のスキー場がCPです。 昨年は、ここに来れなかったので感激。 しかも、昨年、今年の2年間で、途中のポイントで塩原と行き会うのも初めて。 速めにCPに着いた塩原/塩原組は、車内で食事中。 「待ちくたびれたよ」との事。 しかし、夢にまで見た?景色の中で食べるお弁当は最高です。 でも寒かった・・。 横ではスキーしていましたし。



続いて残りの3組も合流。 スタート後、初めて全ての組が揃い踏みです。 無事、ここまで来た事を喜び合い、全員で楽しく食事タイム。 ゼッケンが無くなるという珍事?以外のトラブルも無く一安心です。 たまたま他の参加者のミニも揃って駐車したので折角だから記念撮影。

食事の後は、本日2回目のスペシャル・ステージ、ジムカーナ競技がまっています。 好成績を出し、ポイントを稼ぐのはどのチームでしょうか?