さて、PART4の最後で紹介した行列、一体何かというと順番待ちの列なのです。 第2CPを目前にしてヒルクライムがあり、指定距離を指定時間で走る為に1台ずつの走行/計測となっており、その順番待ちをしているのでした。 う〜ん、一体何台待っているのでしょうか?


1台ずつ走っていく為に、少しずつ列が進むんですよね。 その為に、ずっと降りて休んでいるわけにもいかず、少し進んでは止まるの繰り返し。 しかも、ここが凄い上り坂。 延々と坂道発進の練習?です。


段々と順番が近づいてきて、仲間内ではまず塩原/塩原組がスタート。 このヒルクライム、「850mを1分16秒で走りなさい」という物なのですが、昨年の経験からいっても結構踏んでいかないと間に合わなそう。 塩原のアクセルを踏む足にも力が入ります。 続いて入内島/野口組もスタート。 「アクセルを踏む事なら任せとけ!」の入内島がドコまで合わせていけるかが見ものです。


3番手に荒井/塚越組が登場。 計算はバッチリか? その頃、津久井はまだ順番待ち。 やる事も無く、エントリーリストを眺めていました。


4番手に津久井/入江組の出番。 車内では以下のような会話が。
津久井「1分16秒だと、平均は何キロくらいですかね?」
入江 「だいたい40.47km/hかな」
津  「スタートもあるし、コーナーもあるから結構な勢いで行かないと間に合わないかなぁ。」
入  「以外と速く行かないと、ダメかも」
津  「じゃぁ、ガンガン行きますよ〜」
と、いうような感じでスタート! 始めから結構飛ばし、コーナーで勢いの落ちた分もストレートで取り返す。 あらかじめ入江には1分過ぎたらカウントダウンを頼んであったのですが、1分経過でゴールが見えない。 「こりゃぁ、間に合わないゼ」と、さらにアクセルを踏み込む津久井。 加速しながらコーナーを抜けると・・・なんと!!抜けた先が直ぐゴール!!! 慌ててブレーキを踏み減速するが・・・。 なんて絶妙なゴール設定なのでしょう。 見事にやられました。 結果はこの場では解らないので、ひとまず第2CPへ。


ヒルクライムの結果を気にしながら第2CPへゴール。 この時点では結果が発表されないので、夜まではドキドキ。 また、ここはスキー場の駐車場であり、ここで昼食タイムとなります。 先に到着していたメンバーと合流。 回りには何と雪が! 毎年、ここは寒いんですよね〜。


その頃、石原/奥野組はヒルクライム前に記念撮影。 その後、西薗/小林組もヒルクライムを走り第2CPへ。 これで全員到着です。 とりあえず初日前半はトラブルもなく無事に走りきりました。 ここで昼食休憩、その後、スペシャルステージのジムカーナ競技となります。


昨年までは、ここの昼食はお弁当でした。 味はまぁまぁなのですが、外で食べると思っているより寒かったり、座る場所を探したりとちょっと大変でした。 今年は何と、昼食がレストランの中に変更。 ゆっくりと落ち着いてカレーを頂きました。 味は良かったのですが、量がちょっと少なかったのが残念。


昼食を取りながら窓の外を見ると、スペシャルステージ(ジムカーナ)の準備が整ったようです。 これから、熱い戦いが繰り広げられる?かと思うと緊張してきますね。


このジムカーナは、もちろん全車が参加するために、かなり速いと思われる車輌も多数いるのです。 エラン、コルチナ、ロータス23やジネッタなど「ミニで敵うのか?」というような車が・・。 しかし、ここでは走行方法が2種類選択でき、1つは「指定タイムに近い人が優勝」というジムカーナB。 そしてもう1つが「誰よりも速く走れば優勝」のジムカーナA。 さぁ、みんなどっちを選ぶ?


遠くに残雪の残る山並み、そして眼下の街を眺めながら、塩原/塩原組が先陣を切ってスタート!!と、言うところですが、ちょっとじらして続きはPART6へ。