さて、いよいよ始まったジムカーナですが、先陣を切った塩原/塩原組が選択したのはB。 つまり、指定タイムに近い人が優勝となるルール。 指定タイムは1分20秒と、かなりノンビリと走ってもOKなタイム。 複雑に設定されたパイロンを難なくとくぐり抜け、走り終えた塩原はご覧の笑顔。 えっ?結果は? 塩原の笑顔からの想像にお任せします。 どうしても知りたい方は、直接塩原まで。


2番手に登場したのは入内島/野口組のマーコス。 気合のジムカーナAを選択。 ここにいる誰よりも早く走れば優勝です。 このジムカーナは厳密にスタート時間は決まっておらず、ある意味自分の気持ちでスタートを切ることが可能。 やはり緊張?するので、早めに競技を終わらせて気が楽になるか、他の人のタイムを見てから走るかと、メンタル面での駆け引き?も重要。 早めに勝負に出たマーコスの車内を覗くと、あれ?コ・ドラの野口が乗ってる・・。 昨年入内島は、もう少しという所で入賞を逃し、「来年こそは表彰台に立とう!」と私(津久井)と誓い合ったのに・・・。 「2人乗りで重かったから・・」という言い訳に使うつもりか? 果たしてその結果は夜のパーティまでのお楽しみ。


3番手に津久井/入江組の登場。 昨年からの雪辱に燃える津久井は、もちろんAを選択。 「絶対、優勝してやるゼ〜」と気合だけは誰にも負けてません。 以外とプレッシャーに弱い私(津久井)は、早めのスタートを決断。 他の人のタイムを見てるとお腹が痛くなりそうなので・・。 人生で2回目(昨年が始めて)のジムカーナ、そんなに上手くいくのか? 180度ターンでは、サイドブレーキを引いて回ろうと思いきやスピードが足らずリアが流れない! そのまま、あたふたとターンを終了し、スラローム、その後のターンで再度サイドに挑戦。(ダジャレじゃないよ) 今度はキレイにリアが流れたと本人は思ってます。 でも、こんなバタバタじゃ・・。


続いては荒井/塚越組。 こちらはジムカーナBを選択です。 以下はジムカーナがスタートした後の車内の様子。

荒井/塚越組がスタートし、1つ目のパイロンに差し掛かった所で・・
荒井「これは、どっちから入るんでしたっけ?」
塚越「えっ!?ちょっとまって!! 左から、左!」
以降、塚越が右、左を指示を出す。
走る前に何度も確認していたので、最初から「どっち?」と聞かれて塚越もかなり焦ることに。
塚越「次は左から・・あっ!!」
もう直ぐゴールという所で塚越が何かに気付いた。
あわててストップウォッチを確認する塚越。
そう、ジムカーナBは指定タイムで走るという事を、すっかりキレイに忘れていた。
目の前にはゴール、時計のタイムは10秒近く早い・・・。
「あ〜、だめだ〜」という塚越の声が、外まで虚しく響き渡る。

見事にやってしまいました。 途中、タイムの事をスッカリ忘れていた2人は、タイヤを鳴らしてまでペースをあげて走っていた。 そりゃぁ、早すぎだよお二人さん。


暫し他車の走りを見学。 その後、満を持して西薗/小林組のライレーの登場です。 笑顔にヘルヘットがステキな西薗は昨年に続きA!!を選択。 漢(オトコ)を見た気がします。 1000ccとはいえ、昨年はなかなかの走りを魅せた西薗に期待。 スムーズに走りきり見事ゴール!!  結果が楽しみです。


仲間内の最後で登場は石原/奥野組のバン。 あれほど「Aで行って、他の車をギャフンといわせよ〜ぜ」と言っておいたのに、Bを選択。 こういう風に書くと怒られるかもしれませんが、特にドラマティックな展開も無く、卒なく走りきり終了。 レーシングカーを敵に回し、バンで全開走行をする姿が見たかった・・。


さて、ジムカーナはまだ続いているのですが、会場を後にして次のCP目指して再スタート。 ジムカーナの最終結果は、夜のパーティで発表されます。 自分のタイムは解っているものの、まだ走っていない車輌がある為に、何位になのか予想が付きません。 夜までドキドキしながら待つ事にしましょう。 上の写真は珍しく全員の車輌が1枚に納まりました。 そして右の写真、荒井/塚越組の記念撮影。 これはTOP−PHOTOにも使用した写真です。 ドライバー荒井の巨漢ぶりが良く解る1枚。 だって、腰の高さがミニのルーフですもの。


ジムカーナを行っていた第2CPであるスキー場を後にし、気持ち良く走る荒井/塚越組、入内島/野口組、そして津久井/入江組。 このステージは、この後高速に乗るようです。 高速キングである入内島/野口組のペースについていけるか?


案の定、東海北陸自動車道に入った時点で入内島/野口組は猛ダッシュ。 それをピッタリと荒井/塚越組が追跡。 津久井/入江組はノンビリと行く事に。 途中、マップの指示で寄ったのが「ひるがの高原サービスエリア」。 ここは、日本一高い位置にあるサービスエリアだそうです。 周りの雪山もですが、ここも負けず劣らず寒かった。 休憩している所に石原/奥野組が到着。 少し談笑の後、津久井/入江組は再スタートです。


こちらは高速の出口に並ぶ入内島/野口組、そしてスリップストリーム戦法でピッタリとマークしてきた荒井/塚越組。 料金所を出れば、第3CPま間もなく。 第3CPは、初日のゴールでもあります。 全車、無事にゴールする事が出来るでしょうか。 さぁ、PART7へ。