いよいよ作業もPART5となりました。 ここからは、仕上がったボディにパーツを組み付けていく事となりますが、1/2とは言えレストア記です。 外したパーツをそのまま組む訳にはいきません。 それではどんな作業を行っているのか紹介しましょう。

まずは、前回で錆び落としの完了したフレームです。 しっかりと油分を脱脂し、錆び止め剤を塗った後、塗装を行います。 普段、手の入らない部分だけに、錆び止めには気を使います。
 
全体を脱脂 細かい隙間まで錆び止め剤を塗る
塗装完了

他の細かいパーツも仕上げていきます。 手作業で錆びを落とす物もあれば、サンドブラスター(細かい砂やガラス当を高圧で吹き付けて、錆び等を落とす機械)を使用して一気に落とす物もあります。 その後、各パーツを塗装します。
 
サンドブラスターで処理中 サンドブラストにて処置後
各パーツを塗装

その他の大きなパーツ類。 こちらは手作業で錆びを落とし塗装しています。 ドラムのバックプレート(右下の写真)は組んでしまえば見えない部分ですが、キッチリと仕上げ済み。 ハイドロディスプレッサー(右上の写真)は、オリジナルにこだわりグリーンのラインも入れています。 各パーツ類は、新品パーツより断然キレイに仕上げています。
 
タンク内部には錆びは無い為、外側を仕上げ オリジナルにあるグリーンのラインを再現
ドラムカバーも塗装 目に付かない部分も手を抜かずに仕上げます

次はブレーキキャリパー。 キャリパーは塗装だけではなく、分解しオーバーホールを行います。 キャリパーを分解すると、ピストンは錆びによりメッキが剥がれてしまっています。 ピストンはステンレス製の物に交換。 本体は錆びを落とし塗装の準備です。
  
処置前のキャリパー ピストンのメッキは剥がれています
本体の錆び落としは手作業で

キャリパーだけではなく、ブレーキ&クラッチマスター、クラッチレリーズ、ブレーキサーボも分解オーバーホールを行います。
 
クラッチマスター クラッチレリーズ
ブレーキサーボ サーボを分解

平行して、仕上がってきたボディ側の作業も進めています。 まずは、ハイドロ、ブレーキ、燃料ラインのパイプを新しく引き直します。 出来るだけオリジナルに忠実になるよう、取り回しのも気を付けます。 下の写真では、仕上がってきたボディ下部のキレイな状態も解ると思います。
 
新しく引き直したパイプ類 リア・サブフレーム部分の逃げ

最後にフレーム側の作業を。 フレーム搭載に備えてハイドロディスプレッサーを搭載します。 写真はフロント・フレーム。 リア・フレームも同様に作業を行います。
 
ディスプレッサー搭載済み ディスプレッサー部アップ

今回はここまで。 次回はエンジンルーム側の作業、そしてフレームの搭載の様子、各パーツの仕上げなどを紹介します。 次回、PART6をお楽しみに!